LCCのスクート航空、バンコクと中国・天津に就航予定

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シンガポール航空系列の格安航空会社、スクート航空(Scoot)は7月5日からシンガポール―バンコク線を開設し、さらに8月23日からはシンガポール―天津にも就航することを明らかにしています。

スクートは既に6月からシドニー線及びゴールドコースト線を開設することを発表しているので、これで同社の路線は計4路線ということになります。

現在発表されているスケジュールは、それぞれデイリー運航で下記のようになっています。

シンガポール⇔バンコク
OQ302 シンガポール17:25 バンコク18:45 (フライト時間:2時間20分)
OQ301 バンコク20:00 シンガポール23:15 (フライト時間:2時間15分)

シンガポール⇔天津
OQ88 シンガポール01:30 天津07:30 (フライト時間:6時間)
OQ89 天津09:00 シンガポール15:00 (フライト時間:6時間)

一般的に、格安航空会社が参入する路線は3~4時間以内の短距離路線が大半なのですが、スクートの場合はオーストラリア便の7~8時間をはじめ、今回参入を発表した天津線も6時間と、中長距離路線がメインになっているのが目に付きます。

東南アジア地域のLCCはかなり競争が激しくなっているため差別化を図ろうという意図が見えますが、こういったビジネスモデルが成功するのかどうか今後興味のあるところです。