先日、クアラルンプールの公共交通機関のひとつ、KTMコミューター(KTM Komuter)に乗る機会がありました。
これはマレーシア鉄道公社(KTM)が運営する近郊電車で、現在、バトゥケーブス~ポートクラン線、ラワン~スレンバン線、ラワン~タンジュンマリム線の3路線が運行されています。
今回はバトゥ洞窟(Batu Caves)に行くために、KLセントラル駅からバトゥケーブス~ポートクラン線を利用しました。
クアラルンプールの交通の要所、KLセントラル駅。非常に広く、空港のような雰囲気。
構内は5つのレベルで構成されていて、KTMコミューターのチケットカウンターや改札などはレベル1にあります。設計は日本人建築家の故・黒川紀章の手によるもので、それもあってか、案内表示には日本語表記が多く見受けられます。
チケットはチケットカウンター(窓口)で買い、運賃は2リンギット(2012年12月現在)でした。
改札を抜け、下りエレベーターに乗ると、そこがプラットホームのあるグラウンドレベルになります。
電車到着まで10分ほど待ち、車内に乗り込みます。時刻表を見ると、バトゥ洞窟行きは日中15~20分間隔で運行されていました。
途中、クアラルンプール鉄道駅にも停車。駅舎はA.B.ハボックの設計により1910年に建築。
タイやシンガポールなど周辺国の地下鉄と同様に、車内での飲食は禁止されているので要注意です。あと、イチャイチャするのも禁止されていますよ(笑)。
バトゥ洞窟のある、終点のバトゥケーブス駅までは所要30分ほど。降りてから気付いたのですが、この電車には女性専用車両も連結されていました。
KTMコミューターの時刻表や路線図など詳細は下記公式サイトを参照して下さい。