先月、マレーシア・クアラルンプールの人気スタンダードホテル、ホテルキャピトル(Hotel Capitol)に宿泊しました。
立地とコストを重視する人には、かなりおススメできるホテルだったので紹介したいと思います。
ロケーション
ロケーションはクアラルンプールで最も人気の高いブキッビンタン(Bukit Bintang)地区。メイン通りのジャラン・ブキッビンタンのすぐ南側で、モノレールのブキッビンタン駅から徒歩3、4分という好立地にあります。
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徒歩圏内には、ロット10、伊勢丹、スンガイワンプラザ、ベルジャヤタイムズスクエア、パビリオン、ファーレンハイト88、スターヒルギャラリー、プラザロウヤットなど、KLを代表するショッピングスポットが林立しています。ホテル北側にはKL一の屋台街ジャランアロー(関連記事)や、人気のバーやレストランが軒を連ねるチャンカット・ブキッビンタンもあって、昼から夜までこの周辺だけで楽しむことも十分に可能です。
客室
3種類ある部屋タイプのうち、今回泊まったのは一番スタンダードなスーペリアルーム(24m²)。今回もAogdaで予約し、料金は1泊約6,000円(朝食・税・サービス料込み)でした。
室内インテリアは一時代前のもので多少古臭さを感じましたが、アメニティなど必要な装備は一通り揃っています。
フリーWiFi、ワークデスクを完備し、インターネットのスピードもそこそこ出ていたので仕事で使う分にも特に不満は無かったですね。また、リネン類を含め全体に清潔にメンテナンスもされていて気持ち良く滞在することができました。
窓が大きくとられ、低層階ではあったもののツインタワーを望むことが可能。
天井に貼られた聖地メッカの方向を指し示す「KIBLAT」のマーク。マレーシアのホテルでは良く見かける。
クローゼット内にはセイフティーボックス、インスタントコーヒー&紅茶、電気ケトル、アイロンなども用意されていました。
バスルーム
バスルームにはバスタブは無く、シャワーのみとなっています。シャワーブースは十分なスペースが確保されていて、湯温、湯量、排水共に全く問題はありませんでした。
朝食
朝食は、イスラム教国ということで豚肉を使った料理はなかったものの、地元マレーシア料理をはじめメニューはバラエティに富んでいました。味も良く、このクラスのホテルとしては質・量共にかなり充実しているほうだと思います。
総評
一番の魅力は、やはりロケーションの良さですね。ブキッビンタンのまさに中心に位置しているので、ビジネス、観光、ショッピング、ナイトライフなどいずれの目的の場合でも満足できると思います。
ジャラン・ブキッビンタンとジャラン・スルタン・イスマイルとの交差点付近の様子。
クアラルンプールで最も人気の高いこのエリアは、便利な分どうしても宿代は高めになります。もちろん予算的に余裕があれば、リッツカールトン、JWマリオット、ウェスティンといった5つ星ホテルがベストチョイスなのは間違いありません。
ただし、リーズナブル、清潔、ある程度施設の整ったところ、などの条件で考えていくと、このホテルも間違いなく選択肢の上位に来るのではないでしょうか。
実際に、日本人宿泊者の口コミを見てもかなり高評価ですし、また次回も泊まりたいと思えるホテルでした。
住所: Jalan Bulan, Jalan Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Malaysia
電話: +603 2143 7000