先日、タイ・バンコクの老舗サービスアパート、アドミラルスイーツ(Admiral Suites)に泊まったので紹介したいと思います。
ロケーション
立地はスクンビット・ソイ22を600メートルほど入った右手。この通りのランドマーク、インペリアルクイーンズパークを通り過ぎて2,3分のところです。途中にはマッサージ、レストラン、コンビニ、両替所、バービア、カフェ、クリーニング店などが軒を連ねていて、旅行者には非常に便利な場所です。
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5階建て全62室の比較的小規模なサービスアパートですが、1階にはファミリーマート、ATM、カフェ、居酒屋などが入っています。
最寄りのBTSプロンポン駅までは徒歩10分ほど。インペリアルクイーンズパーク内を通ってベンジャシリ公園経由で行くと近道です。
ソイ22の入口には今年3月にオープンしたばかりのホリデイインがあり、下層階にはドミノピザ(Domino’s Pizza)、ドラッグストアのブーツ(Boots)、コーヒービーン&ティーリーフ(The Coffee Bean & Tea Leaf)なども入居していました。
予約
アドミラルスイーツの部屋タイプはスーペリア、デラックス、エグゼクティブスイート、アドミラルスイートの4種類。以前スーペリアに泊まったことがあるので、今回は下から2つ目のデラックスを予約してみました。サービスアパートとは言っても通常のホテル同様に1泊だけの滞在も可能です。
まだだいぶ円高だった頃にAgodaで予約したので、料金は朝食付き1泊5,348円(税・サ込み)でした。
口コミサイト、トリップアドバイザーの認定書。最近はどこのホテルでも良く見かける。
客室
デラックスは45m²あり、かなりゆったりとした造りです。長期滞在者も多いサービスアパートだけあって、キッチン、大型冷蔵庫、電子レンジ、調理器具、カトラリー類なども装備されています。
インテリアはやや時代遅れの感じですが、丁寧に清掃されているせいか印象は悪くありません。
電気器具は一昔前のもので、テレビは未だブラウン管。その他DVDプレーヤー、オーディオコンポが置いてあります。
室内は明るく、全室バルコニー付き。外には洗濯物を干すための台も用意されていました。
独立してワーキングスペースがあるのは好印象。無線LANに加え、有線での接続も可能。
館内はフリーWiFiで、IDとパスワードはチェックイン時にフロントで渡されます。接続機器1台ごとにIDが必要なタイプなので、スマホとPCなど複数台を同時に使用したい方はID・パスワードを追加で貰っておきましょう。
気になるインターネット接続速度ですが、昼間はストレスなく使用できたのですが、利用者の多い夜は下記のように結構遅めでした。
セイフティーボックスはかなり大型で、カバンごと楽々収納できる。
バスルーム
館内施設
最上階(5階)には小さなプール、フィットネスジム、サウナ、シャワー室を完備しています。
総評
ホテルスタッフは問題は無いのですが、朝食を採る1階のパロットカフェ(Parrot Cafe)の店員が無愛想なのが気になりました。これは他の宿泊者も何人かレビューで書いていますね。
あとは、内装に経年劣化が見て取れること、BTS駅までやや遠い、プールやフィトネスなどのファシリティが貧弱、といったところでしょうか。
ただ、スクンビット中心部でこれだけの部屋の広さがあってキッチン付き、周囲の環境も便利、気楽な雰囲気ということで、個人的には結構気に入っています。
特に、ホテルの値段が上がっているスクンビット界隈で結構リーズナブルに泊まれるのは魅力で、コストパフォーマンスは高いと思います。
今回約5年ぶりぐらいに宿泊しましたが、以前同様にまた選択肢のひとつとして考えたいサービスアパートでした。短期の滞在であれば、設備的にもそれほど差のない37平米のスーペリアでも十分かな、とも思いました。こちらであれば、バーツ高の今でも1泊朝食付き5,000円程度で泊まることができます。