ジャカルタで地下鉄建設が開始 東南アジアでは5都市目

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インドネシア・ジャカルタの地下鉄(MRT)建設が、いよいよ今月スタートするようです。

清水建設、大林組、三井住友建設などの企業体が建設工事を受注したことが先月発表されていましたが、地元英字紙のジャカルタポスト(Jakarta Post)によると、まずは、スディルマン通り沿いなどの約15キロを第1期工事として行ない、2017年の供用開始を目指しているとのこと。

具体的には、ホテルインドネシア・ケンピンスキー( Hotel Indonesia Kempinski)の建つブンダランHIロータリーから南へ向かい、ショッピングモールやバスターミナルのあるブロックMまでの区間がこれに該当。

より大きな地図で ジャカルタのMRT(地下鉄)第1期工事区間 を表示

東南アジアの地下鉄は、シンガポール(1987年開業)、クアラルンプール(1988年)、マニラ(1999年)、バンコク(2004年)に次いで5都市目となります。

ジャカルタのMRT完成予想図
ジャカルタのMRT完成予想図。

先行しているバンコクの例をみるまでもなく、一部区間だけが完成しても渋滞緩和とまではいかないとは思いますが、旅行者にとっては移動の選択肢が増えることで便利になることは間違いないですね。