タイ・チェンラーイとラオス・フアイサーイを結ぶ国際バスの運行がスタート

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タイとラオスとを結ぶ4本目のタイ=ラオス友好橋(関連記事)が約1年遅れでようやく先週開通したのですが、それに合わせ、タイ側のチェンラーイとラオス側のフアイサーイ(フエサイ)間に国際定期バスが運行されるようになりました。

運営するのはタイの大手バス会社、トランスポート社(ボーコーソー)で、既に同社はラオスとカンボジアへ計12の国際路線バスを運行していて、今回の新路線が13路線目ということになります。

運行ルートは、チェンラーイ(第2バスターミナル)~チェンコーン~フアイサーイ(ボケーオバスターミナル)の約166キロで、所要時間は約4時間。

1日に4~8便運行され、料金は片道220バーツ(または55,000キープ)となっています。チェンコーン~フアイサーイの区間のみの利用も可能で、この場合料金は片道30バーツ(または7,500キープ)。

また、この友好橋間だけを走るシャトルバスも1時間に最低4便が運行され、こちらは片道20バーツ(5,000キープ)とのこと。

チェンコーン~フアイサーイ間はバックパッカーにはおなじみの、メコン川を渡し舟に乗って国境を越えるポピュラーなポイントでしたね。自分も10年以上前にこのルートを通りましたが、今回橋ができたのはそれよりも下流側になります。


より大きな地図で 第4タイ・ラオス友好橋 を表示

Googleマップを見ていて気付いたのですが、既にこんな辺鄙な場所にまでGoogleストリートビューも対応してきているのですね。


大きな地図で見る
チェンコーン・フアイサーイのチェックポイント。

公式アナウンスによると、トランスポート社はルーイ~ルアンパバーン間にも国際バスを走らせる計画もあるようです。

以下、2013年12月18日追記。

昨夜、いわぞ。さんに教えて頂いた下記サイトによると、

・これまでのイミグレーションは周辺地元民のみが利用可能。
・外国人旅行者を含むそれ以外の者は橋の近くにある新しいイミグレを利用しなければならない。
・新しいイミグレのオープン時間は午前6時~午後10時。
・ラオス川のイミグレも橋の向こう側に移動。
・タイとラオスのイミグレーション間を結ぶシャトルバスが15分おきに運行。

ということのようです。今後、チェンコーン~フアイサーイの国境越えを考えている方は注意が必要ですね。