新規航空会社の設立が相次ぐカンボジア

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このところカンボジアで新たな航空会社が幾つか誕生しています。

いずれもカンボジアで存在感を増す中国系企業が出資しているのが特徴で、シェムリアップ、プノンペン、シアヌークビルの主要3空港を中心に、今月から来年初頭にかけ運航開始する予定となっています。

東南アジアの新興航空会社の常として、計画通りに就航・運航継続されていくのかは疑問もありますが、現在確認できる新規航空会社3社を以下に挙げておきます。

Apsara International Air

アプサラ・インターナショナル・エア。エアバスA320を使い、10月8日にシェムリアップ~プノンペン線で運航開始。現在片道1ドルなんていうプロモーション料金も出ています。今後、中国への国際線も開設する予定。

公式facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Apsara-International-AIR/779674518740812

Cambodia Bayon Airlines

カンボジア・バイヨン・エアラインズ。まずは西安飛機工業公司のMA60を導入し、将来的にはエアバスA320も。カンボジア国内線をはじめ中国、ベトナム、ラオス、タイなどの国際線に参入する計画。

公式facebookページhttps://www.facebook.com/bayonairlines

Bassaka Air

バサッカ・エア。10月6日に航空運送事業許可(AOC)を取得済み。エアバスA320を用い、カンボジア国内線と中国への路線を開設する計画。

公式サイトhttp://www.bassakaair.com/

現在、カンボジア国内の航空会社で定期旅客便を開設しているのはカンボジアアンコール航空と韓国系のスカイウイングアジアエアラインズの2社だけですが、今後はこれが一気に5社へと増えることになりますね。