東西経済回廊を行く その2 ラオバオ~デーンサワン

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その1でラオバオまで到着。

ラオバオ国境

いよいよ国境越えです。

ラオバオ~デーンサワン間の国境では、今年1月からワンストップサービスというものを新たに導入しています。これは、出入国の手続きや通関を片方の国で一元化して行ない、国境通過に掛かる時間の短縮を図ろうというものです。

具体的に言うと、今回の自分のようにベトナムからラオスに入る場合はベトナム側では一切の手続きはせず、ラオス側に入ってからベトナムの出国審査とラオスの入国審査を同じ場所で受けます。反対に、ラオスからベトナムに入る場合は、ラオス側では何もせず、ベトナムに入ってからラオス出国とベトナム入国の手続きを行うという仕組み。

他にラオスに向かう人もないようで一人とぼとぼと歩きだすと、数人のベトナム人私設両替商に声をかけられます。

ベトナム・ドンをラオス・キープに交換するとのことですが、試しにレートを訊ねてみると、かなり悪く、前回のタイ旅行で残っていたバーツが幾らかあったのでここはスルー。ちなみに、彼女たちは簡単なラオス語であれば話すことが可能でした。

ラオスのたいていの町ではバーツや米ドルがキープと同様かそれに近い形で流通しているので、どちらかを持っている場合は無理に両替する必要はないと思います。

ラオバオ国境

前方に見えるのが、ベトナム側のチェックポイント。但し、前述のようにここでは何もしません。

ベトナム側のイミグレーション
一応中に入ってみるものの出国側の審査場は無人。

建物を出ると国境ゲートが目に飛び込んできます。

ラオバオ国境ゲート
立派なラオバオ国境ゲート。

ラオス側の国境ゲート
どんどん歩いていき、ゲートをくぐると今度はラオス側の国境ゲートが見えてきます。

デーンサワン国境ゲート
ベトナム側のそれに比べると幾分小さく、かなりシンプル。

デーンサワン国境ゲート付近の様子

ラオス側の街、デーンサワンに到着。奥に見えるのがチェックポイントの建物。

ラオス側チェックポイント

ここでベトナム出国手続きとラオス入国手続きをします。

免税店
右手には免税店も。

デーンサワンの出入国審査場
デーンサワンの出入国審査場。

まず右側でベトナムの出国スタンプを押してもらいます。ここまでは問題なし。次いで、左側でラオス入国のスタンプをと思ったら、何と左側にいるのもベトナムの係官です。

戸惑っていると、中の係官が、「ラオス入国はあそこでやれ」とすぐ横の建物を指さします。結局そこにいたラオスの係官に入国スタンプを押してもらい終了。この時、この後どこへ行くのかということと宿泊先ホテル名を聞かれました。

デーンサワンの出入国審査場

上の写真を見てもわかるように、本当はベトナムとラオスの係官が同じブース内にいなくてはいけないのですが、ベトナム人とラオス人では話すこともないし、利用者もそんなに多くないし、ということでラオス人が隣の建物に追いやられているのではないかと推測。

何はともあれ、無事ラオスに入国できました。時計を見ると11時15分。スーツケースを転がしながらまたとぼとぼ歩きだすとバイクが近寄ってきて「どこまで行くんだ」と声をかけてきます。デーンサワンのバスターミナルまで、と言うと1万キープ(約150円)でどうだとの返事。

他にバイクタクシーも見当たらず、蒸し暑く汗もかいてきたので交渉もせずに言い値で乗り込むことに。

バイクタクシー

ラオス語はタイ語とかなり似通っているうえ、ラオスの人たちは普段からタイのテレビを見てタイ語に慣れているため、タイ語ができればほぼ完璧にコミュニケーションが取れて便利です。

黄金仏
バスターミナルはメイン通り沿いにあり国境から2キロほど。右手に黄金仏が見えてくれば到着。

デーンサワンは国境特有の喧騒や混沌とは無縁の静かな町で、集落といったほうがぴったりする感じ。ゲストハウスや商店、食堂などのほか、一応ATMもありました(海外のカードが使えるかどうかは不明)。

デーンサワンのバスターミナル
バスターミナル。やはり単なる空地という感じ。

デーンサワンのバスターミナル
バスやソンテウらしきものが停まっているのでかろうじてここがバスターミナルだとわかる。

さあ、次はベトナム国境から一気にタイ国境へ。ここデーンサワンからサワンナケートまでラオスを東西に突っ切る形で移動する予定です。

デーンサワンというのはデーンが国境、サワンが天国なので「天国の国境」。一方で、これから向かうサワンナケートもサワン+ケート(エリア)ということで、偶然にもどちらも天国という言葉を持つ似たような意味の街。

「天国」と「天国」を結ぶローカルバスとは一体どんなものなのか?

その3に続きます。

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