日本~東南アジア間のLCC路線が拡大中

シェア

シンガポールのLCC、ジェットスター・アジア航空(Jetstar Asia)が沖縄・那覇~シンガポール線に就航することを発表しましたね。

ジェットスター・アジア航空のエアバスA320型機
ジェットスター・アジア航空のエアバスA320型機

先日、同じグループのジェットスター・パシフィック航空(Jetstar pacific)が関空からベトナムのハノイとダナンへの路線を開設することを明らかにしたばかりで、このところLCCによる東南アジアへの新規就航のニュースが続いています。

日本から東南アジアへ行くLCC路線はどれだけあるのか気になったので、就航予定のものを含め行き先別に以下にまとめてみました。

マニラ

  • 成田~マニラ (セブパシフィック、ジェットスター・ジャパン)
  • 中部~マニラ (セブパシフィック、ジェットスター・ジャパン)
  • 関西~マニラ (セブパシフィック、ジェットスター・アジア)
  • 福岡~マニラ (セブパシフィック)

マニラは日本~東南アジア間に最初にLCCが就航した都市です。2008年11月にセブパシフィック航空(Cebu Pacific)が関西国際空港とマニラを結んだのが最初。日本から距離的に近いという利点もあって、路線数・便数ともに豊富なのが特徴です。現時点では計3社が4ルートを運航中。

セブ島

フィリピンを代表するリゾート地のセブ島には2015年3月にセブパシフィック航空が成田線を就航。その後、2016年12月からは日系のバニラエア(Vanilla Air)も参入し、LCCとしては現在2社が競合しています。

  • 成田~セブ (セブパシフィック、バニラエア)
バニラエアのエアバスA320型機
バニラエアのエアバスA320型機

クアラルンプール

  • 羽田~クアラルンプール (エアアジアX)
  • 関西~クアラルンプール (エアアジアX)
  • 新千歳~クアラルンプール (エアアジアX)

2010年12月、マレーシアのエアアジアX(AirAsia X)が羽田~クアラルンプール線に初就航。その後、同社は関西、中部、成田、新千歳からもクアラルンプールへの路線を開設。現時点では中部線と成田線は運休中で、上記3路線のみとなっています。

エアアジアXのエアバスA330型機
エアアジアXのエアバスA330型機

バンコク

  • 成田~バンコク・ドンムアン (タイ・エアアジアX、スクート)
  • 関西~バンコク・ドンムアン (タイ・エアアジアX、スクート)
  • 那覇~バンコク・スワンナプーム (ピーチ)

タイの中・長距離LCCであるタイ・エアアジアX(Thai AirAsia X)が2014年9月に成田と関西発着でバンコク線の運航を開始したのが初めて。その後、シンガポールのスクート(Scoot)がシンガポール~バンコク~日本というルートで同じく成田と関西に乗り入れました。ピーチは2017年2月に那覇線を開設し、日系LCCによるバンコクへの直行便はこれが唯一。

関連記事スクート 成田―バンコク TZ291便 搭乗記
関連記事ピーチ バンコク―那覇 MM990便 搭乗記

かつては福岡からはジェットスター・アジア航空が、また、札幌(新千歳)からはタイ・エアアジアX(実際にはマレーシア籍のエアアジアXによる代替運航)が就航していた時期もありましたが、現在はどちらも撤退済み。

スクートのボーイング787-8型機
スクートのボーイング787-8型機

バリ島

  • 成田~デンパサール (インドネシア・エアアジアX)

2017年5月にインドネシア・エアアジアX(Indonesia AirAsia X)が成田~デンパサール線を開設。LCCとしては日本~インドネシア間の唯一の直行便。現在はデイリー運行されています。

関連記事インドネシア・エアアジアX、成田―バリ(XT402便)搭乗記

インドネシア・エアアジアXのエアバスA330型機
インドネシア・エアアジアXのエアバスA330型機

ハノイ

  • 関西~ハノイ (ジェットスター・パシフィック) ※9月1日就航予定

ベトナムのLCC、ジェットスター・パシフィック航空が関西線を開設。LCCに限定すれば日本~ベトナムへの定期直行便はこれが初めてとなります。

ダナン

  • 関西~ダナン (ジェットスター・パシフィック) ※9月1日就航予定

ダナンはベトナム中部のリゾート地で、最近は日本での知名度・人気も徐々に上がっています。ハノイと同時期にジェットスター・パシフィック航空が関西線を開設。

ジェットスター・パシフィック航空のエアバスA320型機
ジェットスター・パシフィック航空のエアバスA320型機

シンガポール

  • 那覇~シンガポール(ジェットスター・アジア) ※11月17日就航予定

シンガポールをベースにするジェットスター・アジア航空が那覇線を開設。日本とシンガポールがLCCの定期直行便で結ばれるのはこれが初めてです。

シンガポール(経由便)

  • 成田~台北~シンガポール (スクート)
  • 成田~バンコク~シンガポール (スクート)
  • 関西~高雄~シンガポール (スクート)
  • 関西~バンコク~シンガポール (スクート)
  • 関西~台北~シンガポール (ジェットスター・アジア)
  • 関西~マニラ~シンガポール (ジェットスター・アジア)
  • 新千歳~台北~シンガポール (スクート)

日本~シンガポール間のLCC直行便は上述のように那覇~シンガポール線のみですが、台湾、マニラ、バンコクなどを経由してシンガポールに行く便はかなり多いです。スクートはボーイング787-8を保有しているため直行便を運航することも可能なのですが、親会社のシンガポール航空と競合してしまうためか、あえて経由便のみとなっています。

ホーチミン(経由便)

  • 成田~台北~ホーチミン (バニラエア)

2016年9月にバニラエアが台北経由で成田発着のホーチミン線に就航。経由便とはいえ日本~ベトナム間の初のLCC便です。

関連記事: バニラエア JW102便 ホーチミン~台北~成田線 搭乗記(その1)
関連記事: バニラエア JW102便 ホーチミン~台北~成田線 搭乗記(その2)

スポンサーリンク