DTACのSIMカード、GO INTERをベトナムで使ってみました

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タイのDTACが発売している海外向けプリペイドSIMカード、GO INTER(ゴー・インター)をベトナムで使ってみたので紹介します。

DTACのSIMカード、GO INTER
DTACのSIMカード、GO INTER

現在、タイでは大手キャリア3社が海外で使用可能なSIMカードを販売しています。各社の代表的なSIMの名称及びタイプはそれぞれ以下の通りです(2019年6月情報更新)。

DTAC

GO INTER(Asia, Australia, USA) 6GB 10日間 399バーツ 
GO INTER(Worldwide) 6GB 15日間 899バーツ

AIS

SIM2FLY(Asia & Australia) 6GB 8日間 399バーツ 
SIM2FLY(Global) 6GB 15日間 899バーツ 

TrueMove H

TRAVEL SIM ASIA 6GB 8日間 399バーツ 
TRAVEL SIM WORLD 6GB 15日間 899バーツ

AISとTUREはアジア向けの安いタイプ(399バーツ)ではベトナムは対象外となっているのですが(4月15日追記:AISのSIM2Flyもベトナムに対応しました)、GO INTERはベトナムにも対応している点が特徴。現時点では以下の24の国・地域で使うことができます。

GO INTER(Asia, Australia, USA)の対象国
マレーシア
シンガポール
インドネシア
ベトナム
フィリピン
カンボジア
ラオス
ミャンマー
ブルネイ
日本
台湾
中国(チベットを含む)
韓国
香港
マカオ
インド
オーストラリア
アメリカ(ハワイを含む)
カザフスタン
ウズベキスタン
バングラデシュ
パキスタン
カタール
イスラエル
(※2019年6月情報更新)



今回、GO INTERはバンコク・スワンナプーム空港到着フロア(2階)にあるDTACのオフィシャルショップで購入しました。

DTACのショップ
DTACのショップ

このショップではほとんどの旅行者がタイ国内用のSIMを購入しているため、混同されないよう必ず事前に「ゴー・インター」と告げることをお忘れなく。料金は399バーツ(約1,400円)です。空港内のショップではSIM本体50バーツに349バーツのプランに加入する形となります。

なお、DTACは出発フロア(4階)にもブースを構えていて、こちらは立地上GO INTERを中心に販売しているためすぐに理解してもらえると思います。

出発フロアのもブース
出発フロアのブース

パッケージの中身は以下の通り。

中身はこんな感じ

SIM取り出し用ピンやケースまで付いているあたりは気が利いています。また、これは期間限定でしょうが配車アプリGRABの割引コードも同封されていました。

SIMカードケースとピン

今回ベトナムではホーチミン(タンソンニャット空港及び市内1区中心部)だけでの利用でしたが、通信速度は終始10Mbps程度は出ていて十分満足。

接続速度1
接続速度1
接続速度2
接続速度2

ベトナム国内ではViettle(ベトテル)の回線を使用。

ホーチミンのドンコイ通り
ホーチミンのドンコイ通り

なお、GO INTERは日本でも利用可能で通信業者はNTTドコモになっていました。

日本での通信速度
日本での通信速度

タイの海外用SIMカードというとSIM2FLYが圧倒的に有名ですが、旅行先がベトナムを含む東南アジア数か国というような場合にはGO INTERであれば一枚で済むためこちらの方がお得だと思います。