エアアジア、アジア各国で使用可能なプリペイドSIMを発売

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アジアの複数国で使うことのできる格安SIMカードというとタイAISのSIM2Flyが有名ですが、マレーシアのエアアジアが同様のローミングを利用したプリペイドSIMカードを発売しています。

AirAsia Traveller SIM
AirAsia Traveller SIM

グループ企業の通信事業者Tune Talkの回線を使ったSIMカードで、現時点ではクアラルンプール、ペナン、コタキナバル、ジョホールバル(スナイ)の各空港内にあるTune Talk販売ブースで購入可能。その際、本人確認のためにパスポートの提示が必要となります。



カードにはレッドパック(THE RED PACK)とブラックパック(THE BLACK PACK)の2タイプがあり、それぞれの対象国や料金は以下の通り。

レッドパック(15か国)

マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ、カンボジア、ミャンマー、ブルネイ、台湾、香港、マカオ、スリランカ、バングラデシュ、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア

料金: 30リンギット
日数: 7日間
データ量: 4GB

ブラックパック(7か国)

フィリピン、ベトナム、ラオス、インド、日本、中国、韓国

料金: 60リンギット
日数: 7日間
データ量: 4GB

このところのリンギット安も手伝っても、レッドパックは約770円、ブラックパックでも1,530円程度で入手できることになります。

SIM2Flyをはじめとしたタイの各通信事業者が発売する同様のSIMカードは399バーツが相場なので日本円にすれば約1,400円。Tune TalkのSIMは使用可能日数やデータ量はタイのそれに比べるとやや少ないものの、レッドパックの対象国内を数か国回るような場合にはお得なSIMだと思います。

使い方や現地での利用通信事業者など詳細は以下の公式サイトよりどうぞ。

Tunetalk – AirAsia Traveller SIM

なお、旅行予約サイトのKlookではレッドパックが割引料金の28リンギットで購入可能。こちらは事前購入し、受け取り先としてクアラルンプール国際空港(KLIA2)、ペナン国際空港、コタキナバル国際空港のいずれかが選択できます。

Tune Talk AirAsia Red Pack Traveller 4G SIM Card