現在、インドネシア・バリ島のデンパサール国際空港(ングラライ国際空港)では空港拡張工事が行なわれています。
改修はターミナル、アクセス道路、駐車場、荷物取扱システムなど4つのフェーズに分け全面的に行われる予定で、新しいターミナルが完成すれば、国際線12万m²、国内線6万m²、カーゴ5千m²の総敷地面積約19万m²となり、年間2,000万人の旅客に対応できるとのことです。
ちなみに、昨年のデンパサール空港の旅客数は1,100万人程度で、現在のターミナルではほぼ限界に達しているようです。
また、慢性的に渋滞していて悪評の高いバリ島内の交通事情の改善を図るため、ヌサ・ドゥア(Nusa Dua)とベノア(Benoa)とを結ぶ高速道路の建設も行なわれます。
これらプロジェクトは来年バリ島で開催されるAPECまでには何とか間に合わせたいようで、来年中頃までの完成を目指しているようです。