タイ東北部のナコーンパノム(Nakhon Phanom)とベトナムのハーティン(Hà Tĩnh)を結ぶ国際バスが来月から運行されるようです。
タイ地元紙タイラットなどの記事によると、ナコーンパノムのバスターミナルを出発し、第3タイ・ラオス友好橋を渡り、タケークでラオス入国。その後、ラオス・ベトナム国道12号線を東進しベトナム・ハーティンに至るルートとのことです。
(写真は現在運行中のタイとラオスを結ぶ国際バス Photo by orangebrompton)
現在、ナコーンパノムからラオスのタケークまでは国際バスが運行されていますので、さらにそこから延伸しベトナムまで抜ける路線ということになりますね。
(Photo by Isriya Paireepairit)
地図を見るとわかりますが、3カ国をまたぐ国際バスと言ってもこのあたりはラオスの東西の幅が最も狭い場所で、距離的には300キロ程度と非常に短いものです。
より大きな地図で タイ~ラオス~ベトナムを結ぶ国際路線バス を表示
運行開始は4月8日~10日を予定。45人乗りのエアコンバスを使用し、ナコーンパノムを午前7時に出発。当初は水・金の週2便のみ運行するようです。タイラットの記事では所要時間4~5時間となっていますが、実際にはもっと掛かるでしょうね。
料金についての情報は見つけられなかったのですが、どなたか知っている方がいればぜひ教えて下さい。
ナコーンパノム周辺はベトナム系の住民も多いですし、地理的に昔から繋がりは結構ありますね。
トランスポート社が運行するタイ発着の国際バスは現在14路線あり、時刻表は下記で確認することができます。