※2014年10月15日以降、この記事で紹介している両替所も空港内の他の両替所と同レートとなってしまっています。ご注意下さい。(2014年10月24日追記)
※最新のおすすめ両替所は以下の記事を参考にして下さい。
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空港内での両替はレートが悪いことが多いのですが、それはここスワンナプーム空港でも同じです。おそらく協定があるのでしょう、ターミナル内の両替所では1ヶ所を除いて、非常に両替率の悪い統一レートとなっています。
実際に各ブースのレートを見てみます。まずは、制限エリア内から。
入国後すぐ、ターンテーブル近くにあるタイ・ミリタリー銀行(タイ軍人銀行)。
円は100円単位の表記で29.40バーツ、1ドルは30.76バーツ。
続いて、到着フロア。
サイアムコマーシャル銀行。
円は0.294、ドルは30.76。パブリックエリア(非制限エリア)に出てきて、銀行も違うのですが同じレートです。
次にエアポートリンク駅のある地下1階(B1フロア)に下りてみます。
フロア案内表示。
地下1階の両替所はエアポートリンク乗り場周辺にあります。
タイ・イスラム銀行。
中東圏の通貨が数多く表示されているのが目を引きますが、円は0.294、ドル30.76と同じ。
その他、ユーロ、ポンド、シンガポールドル、香港ドルなどのレートも上記2つの両替所と完全に一致しています。
ここにもサイアムコマーシャル銀行のブースがあるので一応チェック。
やっぱり、円が0.294、ドル30.76と同じ。
そして、このサイアムコマーシャル銀行の向かいにひっそりとあるのが前述した唯一の例外、カシコン銀行(Kasikorn Bank)の両替所です。
場所は地下1階のエアポートリンク・シティライン改札近く。
ここだけは、市中と変わらない両替レートで交換することが可能です。営業時間についての表示が見あたらなかったので聞いたところ、午前7時~午後11時までとのこと。
この時のレートは、円が0.31432、ドルが32.20。
1万円だけ両替するとしても、3,143バーツ対2,940バーツで200バーツ以上の差がでます。換算率で言うと、円で約7%、ドルでも5%近いかなり大きな違いです。
このカシコン銀行のことは有名だとは思いますが、なぜここだけレートが良いのかというと、実はこの店舗、スワンナプーム空港内にはありません。
下の写真を見てもらえればわかりますが、空港ターミナルとのちょうど境、ぎりぎりエアポートリンク駅の建物側に位置しています。そのため、協定の適用外で独自のレート設定が可能なのでしょう。
最初に「ターミナル内で唯一」と書きましたが正確にはターミナル外ですね(笑)。スワンナプーム空港で両替をしようと思っている方はぜひ地下まで降りて緑のマーク、カシコン銀行でどうぞ。
帰国前に余ったバーツを円に替える場合もここがおすすめなのですが、外貨→バーツのときとは異なり、他の両替所との差はほとんどありません(調査時点で約0.6%)。ですので、バーツ→外貨の時は無理にここで替える必要はないと思います。
同じ日に撮影した、バンコク市内中心部にあるタイ・ミリタリー銀行の両替レート。
カシコン銀行の公式サイトを見るとこのブースは2012年2月にオープンしています。自らはっきりと、”the best foreign exchange rates in the Suvarnabhumi Airport”と書いてありますね。