マリンドエア、クアラルンプール―シンガポール線に参入 同区間で8社が競合することに

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マレーシアの格安航空会社、マリンドエア(Malindo Air)は、2014年11月3日よりクアラルンプール国際空港のKLIA2とシンガポール・チャンギ国際空港を結ぶ路線を開設すると発表しています。

使用機材はボーイング737-900ER(ビジネス12席、エコノミー168席)。運航は1日3便で現在明らかになっているフライトスケジュールは下記の通りです。

クアラルンプール→シンガポール
OD801 KUL08:00 SIN09:00
OD803 KUL11:45 SIN12:45
OD805 KUL17:55 SIN18:55

シンガポール→クアラルンプール
OD802 SIN10:00 KUL11:00
OD804 SIN13:40 KUL14:40
OD806 SIN19:55 KUL20:55

シンガポール~クアラルンプール間は東南アジアでも有数の基幹路線で、CAPAのデータによると、香港~台北、シンガポール~ジャカルタに次いで、世界で3番目に提供座席数の多い国際ルートとのこと(2013年11月時点)。

マリンドエアのボーイング737-900ER型機
(Photo by Andrew W. Sieber)

既に、エアアジア、タイガーエア、ジェットスター・アジア航空のLCC3社に加え、シンガポール航空、シルクエア、マレーシア航空、ファイアフライ(スバン発着)が路線を開設していて、今回マリンドエアが参入することで計8社が競合することになります。