タイのバス会社ナコンチャイエア(Nakhonchaiair)が、新たにタクシーサービスを始めることを明らかにしています。
名称はオールタイタクシー(ALL THAI TAXI)で、既存のタクシーと同様のメーターを使用。
タクシーを呼ぶ際にはアプリを使用するという点はグラブタクシー(GrabTaxi)などと変わりはありませんが、オールタイタクシーはタクシー会社で、タクシー本体とタクシー運転手を全て自社で用意するというのが大きな違いとなっています。
乗客が安心してタクシーを利用できるようにサービス・接客に特に力を入れるとのことで、車種も環境に配慮し全車トヨタのプリウスを採用するという点も特徴。配車の際には20バーツかかるということですが、この程度であれば利用してみようと思う人も多いのではないでしょうか。
本格的なサービス開始はソンクラーン明けということで、4月半ば以降になりそうです。
タイではつい先日も、スワンナプーム空港から乗車した日本人客に対するメーターの不使用やぼったくりが大きな話題となっていましたが、このところバンコクのタクシーについてはあまり良い評判を聞きません。
ナコンチャイエアのバスはサービスの良さには定評があるので、今回新たに参入するタクシー業界でもこれまでのタイのタクシーのイメージを覆すような変革を期待したいところです。
将来的には流しでも気軽に拾えるようになって、ベトナムのマイリンやインドネシアのブルーバードなどのように、バンコクだったらオールタイタクシーを選んでおけば大丈夫、というような存在になっていってほしいですね。