シェムリアップの最新コミュニティモール、キングス・ロード・アンコール(King’s Road Angkor)を紹介したいと思います。
コミュニティモールって何?、という方も多いと思うのですが、お隣タイでは飲食店やショップが集まったこういう小規模商業施設をコミュニティモール(community mall)と呼称しているので便宜的にそれに倣うことに。
細かな定義があるわけではないのですが、通常、建物は低層で全体にゆったりとしたスペースがとられているのが特徴。周囲よりも多少高級路線の店舗が入っていて、緑溢れるオープンエアのエリアなどが設けられていることも多いです。
今回紹介するキングスロードアンコールも敷地内にはカンボジア伝統の木造高床式家屋を模した建物が点在し、入居する飲食店はイギリス、アメリカ、日本、ベトナムなどからと国際的。シェムリアップ初進出の店舗も多数と、まさにコミュニティモールのコンセプト通りです。
木造高床式の建物が並ぶ。
ロケーションはオールドマーケットからシェムリアップ川を渡ったすぐ左手。モールを代表する顔の一つ、ハードロックカフェが見えてくればもうそこがキングス・ロード・アンコールです。向かい側はパッサジオ・ブティック・ホテル(Passaggio Boutique Hotel)。
ハードロックカフェ・シェムリアップ。
敷地内の様子。左手はフレンチレストラン。
日本からは吉野家が。
牛丼+サイドメニュー+ドリンクというセットが3.9USドル。
和食関連では「和ごころ」というレストランも。
プノンペンにもあるイギリス発祥のコーヒーチェーン、コスタコーヒー。
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店内の様子。シェムリアップではここが1号店とのこと。日本へは未進出。
コーヒーが3USドル前後と料金は全般に高め。ブラウニーも3USドル。
カンボジアで大人気のカフェ、ブルーパンプキン(The Blue Pumpkin)も出店。
ここは特に雰囲気がよく、パソコン広げて仕事をしている人をちらほらと見かけました。
地元クメール料理をアレンジして提供しているグレイ(THE GREY)。
中華料理レストランの帝皇殿(エンペラー・オブ・チャイナ)。
こちらは点心中心でカジュアルな点心皇(ディムサム・エンペラー)。
今後オープンするような店舗も。
店舗案内表示。ベトナムのフォー・チェーン、フォー24(PHO 24)なども入居。
最後に、公式サイトのビデオがよくできているのでリンクしておきます。
せっかくおしゃれなモールなのですが、肝心の周辺インフラのほうがまだ追いついていないようで、目の前の道路は舗装中という状況。乾季の現在はバイクや車が通るたびに土ぼこりが舞い上がっているというのが、いかにもカンボジアらしいです。
シェムリアップ川沿いの正面入口。