あまり知られていませんが、タイのリゾート地パタヤには鉄道駅もあります。
パタヤ駅。
但し、ビーチエリアからは結構距離がある上、バンコクから1日たった1本の列車しか運行されていないので利用者は多くありません。
パタヤ駅があるのはスクンビット通りの東側(スクンビット通りはバンコクからカンボジア国境まで続いています)。この辺りまで来るとパタヤと言ってもかなりローカルな雰囲気です。
駅構内の様子。駅長室、インフォメーションなど。
時刻表が見当たらないなぁと思っていたのですが、よく見ると壁の上の方にタイ語でのみ掲示されていました。ただこれは古いスケジュールのようで、現在のものとは若干異なっています。タイ国鉄の公式サイトで調べてみると以下のようになっていました。
バンコク発06:55 パタヤ着10:34
パタヤ発14:21 バンコク着18:15
バンコク・フアランポーン駅から4時間近くも掛かるのですね。運賃は31バーツ(約110円)と激安ですが、バンコク~パタヤ間はバスだと2時間半程度の距離です。
バンコクからの列車がやってきました。
徐々に近づいてきます。タイの駅ってどこも花が植えられ、結構綺麗に手入れされていますよね。
ほぼ定刻通りに到着。
車両に取り付けられている行先票を確認するとパタヤが終着ではなく、ウタパオ空港近くのバーン・プルー・ター・ルアンという駅まで行くようです。
この日は30~40人がここで降りました。もっと少ないのかと思っていたのですが、意外と乗客がいるなあという印象。
外国人旅行者もバックパッカーを中心に10人くらいが下車。
列車の到着に合わせパタヤ中心部行きのソンテウが運行されます。料金は一人30バーツ。
これを利用する人に急いでいるような人はほとんどいないでしょうから、全体にのんびりとした平和な雰囲気が漂っています。もう何年もタイ国鉄の列車に乗っていませんが、久しぶりにどこかに行って見たくなりました。