パタヤ市内中心部からウタパオ空港まで乗り合いのミニバンを利用したので紹介したいと思います。
運行しているのは、Crane Co., Ltd.(タイ語ではカリアン・クレーン、บริษัทกะเรียนเครน)という会社。
ウタパオ空港に到着した場合は、フライトに合わせてパタヤ市内行きのミニバンが運行されているので問題無いのですが、今回の自分のケースのように、パタヤ市内からウタパオ空港に向かう場合は事前に予約が必要です。
電話でのみ受付。電話番号は下記の2回線。1人でもOKで、運賃は片道250バーツです。
081-377-2778及び081-840-7150。
メールアドレスを見るとバンコクエアウェイズのドメインになっているので以前からウタパオに就航しているバンコクエアウェイズ利用客の送迎も担当しているのでしょうね。
当日の朝電話をすると、利用航空会社名と目的地、宿泊しているホテル名を尋ねられます。エアアジアのクアラルンプール行きの便だと伝えると、「フライトは15:55発だね」とすぐに返答。12時~12時半にホテルに迎えに来るとのこと。
正午少し前に宿泊していたビュー・タレー6の正面入口で待つことに。
12時15分にミニバンが到着。
結局この時の利用者は自分一人だけの貸し切り状態。エアアジアのクアラルンプールからの便がウタパオ空港に到着し、そこで客を拾うのがメインのようです。このバンは空港まで行く必要があるため一人でもきちんと運行するとの説明でした。
車内の様子。10人乗り程度。
当日予約も可能ですが、遅くとも午前10時前までにはコンタクトを取るようにしてほしいとのこと。道中は特に混雑もなく、ウタパオ空港には午後1時少しすぎには到着。
所要時間は50分~1時間程度。
ウタパオ空港はパタヤからの所要時間や料金を考えると、スワンナプーム空港へ行くのと大差なく、現状あまり利点を見いだせないですが、エアアジアが就航しているドンムアン空港と比較すると、ウタパオを使う手もあるかなという感じですね。
タイ政府はウタパオの民間利用をさらに進める計画で、来年6月には新たなターミナルがオープンする予定となっています。
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タイのことなので実際の開業は計画よりも遅れるとは思いますが、今後就航する航空会社・ルートが増えてきて、パタヤとの間にシャトルバスや定期運行のミニバンが走るようになれば今よりも利便性が高くなるのは間違いないでしょう。
11月27日からはタイ・エアアジアがウタパオ発着でシンガポール、チェンマイ、ウドンターニー、ハジャイなどにも就航。同社はパタヤ市内(セントラルフェスティバル・パタヤ)~ウタパオ空港間の移動を含んだジョイントチケットの販売も行なうことになっています。
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