インドネシアのジャカルタからジョグジャカルタまでバティックエア(Batik Air)のID6368便を利用しました。
バティックエアは2013年に運航開始したばかりの新興航空会社で、ライオンエアグループながらフルサービスを提供しているのが特徴。予約・チケット購入はライオンエア公式サイトで行ない、料金は諸費用込み約45万インドネシアルピア(約4千円)でした。
スカルノハッタ空港でのバティックエアの国内線発着ターミナルは1C。ターミナル1は広く、A、B、Cとサブターミナルに分かれているため、タクシーなどでアクセスする際は事前に利用ターミナルを確認しておきましょう。
1Cを使用している航空会社はバティックエアの他はシティリンク、エクスプレスエアなど。現在ここは国内線専用になっています。建物に入る前に搭乗券・パスポートのチェック、入ってすぐに保安検査。このあたりは他のターミナルと同様。
セキュリティーチェックを無事パスすると、目の前がバティックエアのチェックインカウンター。各カウンター前にはそれぞれ一人ずつスタッフを配置して他との差別化を図っていました。
カウンターは受託手荷物無しと有りに分かれていますが、表記はインドネシア語のみで改善の余地あり。なお、バティックエアは20kgまでの受託手荷物は無料です。
搭乗手続きが済み、それほど時間もないためさっさと搭乗ゲートに向かうことに。まずはエスカレーターで2階に上がります。
中央通路の左右にコンビニ、飲食店、ショップなどが並んでいます。
2階の様子。
最近東南アジアでやたらと見かけるモチスイーツ(MOCHI SWEETS)というお店がここにも。調べてみると、運営しているのは香港系企業のようですね(関連リンク)。
ゲートに向かう前に再度厳重なセキュリティーチェックがあります。
今回の搭乗ゲートはC6。ということで右手に。
一旦オープンエアの通路を通る。時刻は午前11時を過ぎ、外はかなりの暑さ。
待合エリアに到着。ここまでくると店もなく手持ち無沙汰状態。それでも定刻通り午前11時20分ぴったりに搭乗開始のアナウンスが入ります。ゲートが急遽変更され、隣のC7からになったとのこと。
階段を降りて、飛行機までは歩いて向かいます。
機材はエアバスA320(ビジネス12席、エコノミー144席)。ライオンエアグループは、ライオンエアをはじめタイ・ライオンエアやマリンドエアなどは皆ボーイング737-800又は900を主力機としています。そんな中、バティックエアはエアバスA320も保有。
ビジネスクラス、エコノミークラス共にレザーシート。
エコノミークラスはほぼ満席という感じ。ジョグジャカルタは近郊にボロブドゥールやプランパナンといった世界遺産があるため西欧人旅行者の姿も目立ちます。
各座席にパーソナルモニターが付属。USBポートも付き、日本語表示も可能。映画、テレビドラマ、ゲームなどエンターテイメントシステムは系列のマリンドエアとおそらく同じものだと思います(関連リンク)。
隣に座っていたのは地元ジョグジャカルタ郊外に住む20代のイケメン。上海に留学していたということで英語に加えて中国語も堪能。「ライオンエアに比べてディレイが少ないからバティックエアはよく利用するんだ」とのことでした。
無事離陸し、安定飛行に入るとすぐに機内食の入ったランチボックスが配られます。
中身はパン、ケーキ、ドリンキングウォーター。ケーキは日本人にはちょっと甘すぎ。
ルート上は天候も至って穏やか。ほとんど揺れも感じない平穏なフライトで、定刻よりやや早くジョグジャカルタのアジスチプト国際空港に到着。飛行時間は実質50分弱、あっという間です。
お世話になった客室乗務員達。彼女たちが着ている制服もマリンドエアのそれとほぼ同じですね。
機体の尾翼部分に描かれたバティック柄の模様が青空に映えます。ジョグジャカルタはバティックの名産地なのでまさにぴったり。
ターミナルまでは徒歩で。バティックエアはターミナル1を使用。
ジャカルタ(CGK)~ジョグジャ間は、今回使ったバティックエアのほかに、ガルーダ・インドネシア、ライオンエア、インドネシア・エアアジア、スリウィジャヤ航空なども就航している激戦区。そのため、繁忙期以外は直前予約でも5千円前後で購入できると思います。