週末の夜なのでゆるーい話題を。
私事ですが今回の旅行ではマニラ→ホーチミンと移動してきました。ホーチミンに着いてまずびっくりしたのが日本人旅行者の多さ。
時は学生の春休みの真っ只中。1区の有名レストランやカフェに入れば、客の2~3組が日本人グループというのは当たり前。街を歩いているとあちこちから日本語が聞こえてきます。みやげ物屋、スパ・マッサージ店、ツアー会社なども大賑わい。ホーチミン、大人気です。
一方マニラでは、学生の春休み?何それ?どこにいるの?というレベル。同じ東南アジアの大都市なのに天と地ほどの差が。
ホーチミン、夜のドンコイ通り。
日本人の女の子たちがきゃあきゃあ言いながら楽しそうに出歩くこんな光景、マニラでは全く見かけませんでした。
そりゃ、マニラにはおしゃれで可愛い雑貨はないし、料理は正直どれも微妙だし、目ぼしい観光地はイントラムロスぐらいだし、夜出歩いていたら子供に取り囲まれちゃったり下手したらセットアップにあったりもするし・・・ってやっぱりダメじゃん。
あえて、マニラのいいところを探すと、
1)近い 直行便であっという間。日本から一番近い東南アジアの街。それがマニラ。
2)LCC路線が豊富 日本からのLCC便が一番多い東南アジアの街。それがマニラ。
3)英語が通じる アジアで最も英語が通じる街。それがマニラ。
これだけかって?
えーと、あと男でも彼らたいていハンカチ持っていますよね。あれ世界でも日本人とフィリピン人だけじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょう。フィリピン人の場合はハンカチというよりも少し厚手のミニタオルみたいなのが多いですが。街を歩いていて、強面の男がこまめに汗を拭いていたりするのを見かける度に、同じハンカチ持ちの男としては甚く共感してしまいます。
まあ、これはマニラの魅力とは全く関係ないですが・・・。
やっぱり治安面がネックですよねぇ。
ただ、ここ最近のフィリピン経済は好調を維持。好景気が続けば犯罪率が減少するのは歴史が証明しています。「東南アジアの落ちこぼれ」なんて揶揄されたのも過去の話。今やミャンマー、カンボジア、ベトナムなどとともに経済成長率ではASEANの先頭グループを走っているのがフィリピンです。
これから10年か20年ぐらいして、学生たちが口々に「卒業旅行はやっぱりマニラだね!」という日は果たしてやって来るのか?今や卒業旅行の定番となっているホーチミンやバンコクだって昔から若者や女性に人気があったわけじゃないんだ。
参考記事: 「タイは、若いうちに行け」
マニラだっていつかはイメージが変わる。その時までがんばれマニラ!がんばれフィリピン!