先日、バンコクからチェンマイまで格安航空会社のタイ・ライオンエア(Thai Lion Air)を利用しました。
当初予約していたのは午前中の便だったのですが、当日、所用で間に合わないことが決まり急遽買い直すことに。約1,900バーツの余分な出費となりました。
空港までは知人の車で。途中トールウェイ(高速道路)に沿ってバンコクの新しい都市鉄道SRTレッドラインの建設現場が見えてきます。
トゥンソーンホン駅。
カーンケーハ駅。
この先、ドンムアン空港駅も造られる予定。このレッドライン、運行システムや車両の設計・製造などは三菱重工、日立製作所、住友商事の3社が担当するとのこと。
ドンムアン空港は航空会社にかかわらず、国内線はターミナル2、国際線はターミナル1となっています。
自分は国内線なのでターミナル2へ。
スクンビット・アソークエリアから約50分ほどで到着。時刻は午後2時半過ぎ。
ターミナルに入り確認すると、タイ・ライオンエアのチェックインカウンターは11と12。どこも結構な行列ができています。
タイ・ライオンエアのチェックインカウンター。
結局、30分近く待ってようやく手続きが完了。チェックインが済んだあと、自分の荷物がセキュリティチェックを無事通過したかを確認する必要があるので忘れないようにしましょう。
台湾桃園国際空港などと同じシステム。
改装され新しくなったターミナル2を使うのはこれが初めてでした。ターミナル1に比べるとずいぶんと明るく、開放感があります。ただ、ショップなどは到着フロアを中心にまだオープンしていない場所も目立ちますね。
出発案内や館内表示などは全てタイ語、英語、中国語の3ヶ国語対応に。このあたりにも中国人の存在感が増していることをひしひしと感じます。
保安検査を受け、制限エリア内へ。週末ということもあってかターミナル内はどこも人が多いです。
今回の搭乗ゲートは72番。右手に進みます。
エレベーターを降り地上階へ。
ほぼ予定時刻通りに搭乗開始のアナウンスが入ります。
飛行機まではバスによる移動。
機材はボーイング737-800型機。
機内の様子。座席は3-3配列。
ざっと見渡した限りではほぼ満席という感じでした。
座席間隔はLCCとしては多少広め。
水平飛行後、水と軽食のサービスがあります。
機内誌に掲載されていたルートマップ。
設立されて僅か3年程の航空会社ですが、既に国内主要路線は網羅していますね。
終始ほとんど揺れもない非常に静かなフライトで、出発から1時間後の午後5時少し前にチェンマイ空港に無事到着。
タイ・ライオンエアは国内線でも15kgまでの受託手荷物も無料となっていて、荷物がある場合は総額で考えるとエアアジアよりも安いケースも多いです。
ターミナル内バゲージクレームエリア。
空港から市内中心部まではタクシーで向かいます。運賃は160バーツ。
国内線・国際線を合わせドンムアン空港を発着する路線のうち、最も便数の多いのがチェンマイ線とのこと。現在、タイ・エアアジアが1日12便、タイ・ライオンエアは1日11便、さらにノックエアも1日7便を就航させています。
そのため、繁忙期以外であれば直前予約でも比較的安い料金で航空券を購入することが可能です。