イギリスの経済紙フィナンシャル・タイムズ(The Financial Times)が東南アジア5か国(タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)で、好きなコーヒーチェーン店について尋ねた調査結果を発表しています。
それによると、全ての国で5位までに入ったのはスターバックス(Starbucks)とコーヒービーン&ティーリーフ(The Coffee Bean & Tea Leaf)の2店。
特にスターバックスは今のところ東南アジアで圧倒的に人気が高く、ベトナムを除く4か国ではいずれもトップにランキングされています。国別の上位3つは以下のような結果に。
タイ
- スターバックス 32%
- マックカフェ 11%
- コーヒーワールド 7%
マレーシア
- スターバックス 38%
- シアトルズベストコーヒー 20%
- マックカフェ 19%
インドネシア
- スターバックス 32%
- J.COドーナツ&コーヒー 30%
- ダンキンドーナツ 13%
フィリピン
- スターバックス 45%
- ダンキンドーナツ 17%
- マックカフェ 14%
ベトナム
- チュングエンコーヒー 49%
- ハイランズコーヒー 26%
- コーヒービーン&ティーリーフ 7%
(出典:Financial Times 各国1,000人にアンケート。複数回答も可能)
歴史的な経緯もあって米系コーヒーチェーンの進出が遅れたベトナムでは、依然ローカルチェーンの存在感が高いのが目立ちますね。
ベトナム以外のローカルチェーンで5位までにランク入りしたのは、タイのコーヒーワールド(Coffee World)、フィリピンのボーズコーヒー(Bo’s Coffee)、インドネシアのJ.COドーナツ&コーヒー(J.CO Donuts & Coffee)及びコピティアム(KOPITIAM)の4店となっています。
全調査結果及び詳細についてはフィナンシャル・タイムズの以下の記事よりどうぞ。