タイ国鉄、新型車両をバンコク~チェンマイ線など主要路線に投入 

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タイ国鉄は、来月より新型車両による4路線の運行を開始することを発表しています。

タイ国鉄の新型車両
タイ国鉄facebookページより

まずは、11月11日にバンコク~チェンマイ線及びバンコク~ウボンラーチャターニー線を、その後12月2日よりバンコク~ノーンカーイ線及びバンコク~ハジャイ線を運行。同車両は既にバンコク~ナコンパトム線で使われていますが、主要長距離路線に用いられるのは今回が初めてとなります。

各路線の時刻表は以下の通り。

時刻表

バンコク⇔チェンマイ
09 バンコク発18:10 チェンマイ着07:15(+1)  
10 チェンマイ発18:00 バンコク着06:50(+1) 

バンコク⇔ウボンラーチャターニー
23 バンコク発20:30 ウボンラーチャターニー着06:35(+1)
24 ウボンラーチャターニー発19:00 バンコク着05:16(+1)

バンコク⇔ノーンカーイ
25 バンコク発20:00 ノーンカーイ着06:45(+1)  
26 ノーンカーイ発19:10 バンコク着06:00(+1) 

バンコク⇔ハジャイ
31 バンコク発14:45 ハジャイ着06:35(+1)
32 ハジャイ発18:45 バンコク着10:30(+1)

(先頭の数字は列車番号)

各列車にはそれぞれ愛称もつけられていて、チェンマイ線はウタラウィティー、ウボン線はイサーンワッタナー、ノーンカーイ線がイサーンマンカー、ハジャイ線がタクシナラット。

客車内の様子
客車内の様子

新型車両をバンコクから終点まで利用した際の各運賃は下記のようになっています。

運賃

2等上段 2等下段 1等上段 1等下段
チェンマイ線 941 1,041 1,453 1,653
ウボン線 881 981 1,320 1,520
ノーンカーイ線 898 998 1,357 1,557
ハジャイ線 1,005 1,105 1,594 1,794

(※2017年8月21日に運賃が改定されたため情報更新済み)

今回導入されたのは中国製の車両で、1等寝台9両、2等寝台88両、バリアフリー車9両、食堂車9両の計115両。

食堂車
食堂車

各車内にはフリーWi-Fiや監視カメラなどを備えているほか、1等寝台にはパーソナルモニターやUSB端子なども付属しているとのことです。

State Railway of Thailand