シンガポールのチャンギ国際空港で建設中だったターミナル4の工事が完了したとのこと。
Changi Airport Group – Construction of Changi Airport Terminal 4 Completed
同空港公式サイトで明らかにされているもので、2階建ての乗客ターミナルビル、68mのコントロールタワー、1,700台収容可能な駐車場、ターミナルビルへの連絡橋などが含まれます。なお、この工事は日本の竹中工務店が担当しました。
竹中工務店 – シンガポールのチャンギ国際空港第4ターミナル新築工事を受注
今後は内装やテナントの設置、さらには運用のための準備などを行い、来年下半期の供用開始を目指すことになります。
現時点で同ターミナルを発着することが決定しているのは、キャセイパシフィック航空、ベトナム航空、大韓航空、エアアジアグループ。
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ターミナル4では、搭乗手続き(チェックイン、手荷物へのタグ付け、手荷物預け作業)のセルフサービス化を館内全てで導入するのが大きな特徴となっています。
既にチャンギ空港ではFAST Check-inという名称でシンガポール航空やキャセイパシフィック航空など一部航空会社の便で導入されているシステムですが、これによって航空会社の負担が軽減されるだけでなく、乗客の待ち時間も短縮できるとされています。
Changi Airport – FAST Check-in