先日、カンボジアのプノンペンからベトナムのホーチミンまでベトナム航空のVN921便を利用しました。
この便はハノイ→ビエンチャン→プノンペン→ホーチミンという3国4都市を回っているのですが、今回はそのうちの最後の区間を利用したことになります。
プノンペン発午後2時、ホーチミン着が午後2時55分ということでスケジュール上はフライト時間がわずか55分の国際線。チケットを購入したのは搭乗日の2日前だったものの、料金は107ドルと思ったほど高くはありませんでした。
当日は出発のちょうど2時間前、正午にプノンペン国際空港に到着。
事前にWebチェックインはできなかったのですが、ターミナルに入ってみるとどのチェックインカウンターも殆ど人がいない状態です。
ものの数分で搭乗手続きは完了。カンボジアアンコール航空との共同運航便となっていました。
この空港のパブリックエリアにはたいした施設も無いため、エアサイドのラウンジでゆっくりすることに。保安検査場・出国審査場はどちらもすいていて問題なく通過。以前は出国時にも指紋を取られていたのですが、今回はノーチェックでした。
免税店にはキティ仕様のアンコール・クッキーというものも。もう何が何だかわかりません。
エスカレーターで上のフロアに上がり、プラザプレミアムラウンジへ。
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ここは広い上に、料理も充実。いつも利用者が少なく静かなこともあってお気に入りです。
食事をしたり、パソコン作業をしたりして搭乗時間になるまで時間をつぶします。
出発フロアにはスターバックスも。予定時刻になり、搭乗が開始されます。
乗る前に機材を撮影したはずだったのですが、なぜか写真が見つからないので割愛。
ベトナム航空ではおなじみのエアバスA321でした。日本からホーチミンやハノイに行く場合もよくこの機材が使われていますね。
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調べてみると、同社が現在保有する全80機のうち実に53機がA321とのこと。ベトナム航空は今後A321neoを導入することも決まっています。
スケジュール通り14時に出発。約10分後、水平飛行に移りシートベルトサインが消えます。改めて機内を見渡すと搭乗率は8割前後というところ。
すぐに客室乗務員が水とウェットティッシュを配りはじめます。機内食は無し。とにかくフライト時間が短いのでこれだけで精いっぱい。
実際、何と5分後にまたシートベルトサインが点灯。
その後、キャビンクルーに着陸準備に入るようprepare for landingという例のアナウンスが入ります。上昇したと思ったらすぐに降下という感じでしたね。
それもそのはずで、プノンペン~ホーチミンは直線距離で200km程度しかありません。
機内誌に掲載されていたルートマップを見ると、ベトナム航空がホーチミンから運航しているダラットやフーコックといった近距離国内線よりもさらに短いほど。
定刻より10分ほど早く、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に無事到着。
今回は飛行機を使ってみましたが、それほど急がないのであればプノンペン~ホーチミン間はバスやミニバンで十分かなと感じましたね。
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