タイ政府は、11月1日より46か国・地域からの入国者についてワクチン接種などを条件に隔離検疫を免除することを発表。その対象となる国・地域リストが公表され、日本が含まれていることも明らかになっています。
日本からの旅行者を観光など目的を問わずに隔離無しで受け入れるのは東南アジアではタイが初めて。
タイ外務省ホームページに掲載されたリストによると11月1日から対象となるのは以下の国・地域からの旅行者（空路に限定）。
アジア
日本、中国、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ブルネイ、ブータン
ヨーロッパ
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、アイルランド、ギリシャ、チェコ、ポーランド、ブルガリア、ハンガリー、スロベニア、ラトビア、リトアニア、エストニア、キプロス、マルタ
南北アメリカ
アメリカ、カナダ、チリ
オセアニア
オーストラリア、ニュージーランド
中東
バーレーン、イスラエル、サウジアラビア、カタール、UAE
（出典： รายชื่อประเทศ/พื้นที่ ตามประกาศ ศปก. กต. ลงวันที่ ๒๑ ตุลาคม ๒๕๖๔）
日本のワクチン接種証明書がタイで使用できることは外務省海外安全ホームページに記載済み。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧 | 外務省海外安全ホームページ
隔離無しでタイに入国するためにはワクチン接種証明書以外にも、出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書、新型コロナの治療費を含む5万ドル以上をカバーする医療保険証、ホテル予約確認書などが必要となる見込みで詳細は今後発表されます。
現時点では日本から海外に行く場合、帰国時に10日間または14日間の自宅待機が課せられる点が大きなネックですが、タイ旅行再開に向けまずは大きく前進したと言えますね。
