バンコクのスワンナプーム空港では入国審査場の長い行列がしばしば問題となっていますが、これを改善するために自動ゲート対象国を大幅に拡大する予定です。

現在、入国時に自動ゲートが利用できるのはタイ人以外では、シンガポールと香港の2カ国・地域の国籍者だけですが、今年の旅行シーズン前に一気に33か国・地域まで拡大するとのこと。
タイ政府によるアナウンスは以下で2026年8月末までの運用開始が見込まれているとしています。
対象国詳細については現時点は未発表ですが、ヘンリー・パスポート・インデックス(パスポートの自由度ランキング)や安全保障上の観点などから選定するとしていて、日本人が対象となる可能性は高そうです。
同空港の自動ゲートシステムを利用した場合、セキュリティ上の問題がなければ乗客1人あたり平均24~30秒で認証を完了することが可能。通常の入国審査を受けるのに比べて大幅に時間を短縮することができます。
現在、外国人の自動ゲート利用率は10%未満ですが対象国拡大によってこの割合は53%程度まで増加する見込みで入国審査場の混雑緩和に繋がることが期待されます。
現在、スワンナプーム空港では1日平均7万人以上の到着客を処理。ピーク時間帯である午後1時から午後5時までは入国審査を受ける旅客数が1時間あたり5千~6千人に達しています。11月からの繁忙期ではこの数は1日あたり8万5千~10万人に増加すると予想されていて、早急な対応が必要となっています
タイ政府ではこれ以外の中期的な対策として、現在は出入国審査設備の無いサテライトターミナル(SAT-1)に新たに審査場を設けることが可能かどうか今後タイ空港公社(AOT)と協議することも明らかにしています。
