マレーシアのペナン国際空港では現在、拡張工事が行なわれています。当初の計画では今年6月完成予定だったものが、9月に変更になり、またさらに工期が延長しているようです。
数日前の現地報道を見ると空港当局者が、”substantially completed”(ほぼ完成した)と話していますが(関連記事)、11月初旬の段階で下記のような状況でしたので、完全に終了するまでにはまだ時間がかかるのではと思います。
ちょうどターミナル内を工事している期間だったため、空港内でまともに食事をできる場所がマクドナルドぐらいしかなく、非常に混んでいました。
マレーシア空港会社が作成した完成予想図というか完成予想ムービーがYouTubeにあったのでリンクしておきます。
2008年にジョージタウンが世界遺産に登録されたこともあってか、現在ペナン空港にはエアアジアをはじめ、ファイアフライ航空、ライオンエア、ジェットスター、タイガーエアウェイズなど多くの格安航空会社が就航しています。2011年の旅客数をみると約46万人と、2003年時点と比べほぼ倍になっていて、拡張が必要になるのも理解できますね。(関連リンク: ペナン国際空港航空旅客数の推移)
空港から島内主要スポットへタクシーで向かう場合は定額運賃制で、ジョージタウンやガーニードライブまでが44.7リンギット、タンジュンブンガまでが54.7リンギット、バトゥフェリンギまでが69リンギットなどとなっています。(2012年11月現在)
深夜・早朝(24:00~06:00)は割増料金50%が加算され、ジョージタウンやガーニードライブまでが69リンギット、タンジュンブンガが82リンギット、バトゥフェリンギまでが103.5リンギットです。チケット購入は現金のほかクレジットカードでの支払いも可能でした。
エアポートホワイトタクシーのチケットカウンター。日本語に訳せば「白タク」となってしまいますがもちろん正規のタクシーです。目的地毎に料金一覧が掲示されているのでわかりやすいですね。