当サイト内で取り上げたアジア各国の麺料理一覧です。
- 第1回 フーティウ・ナンバン
- ベトナム・ホーチミン。河粉系列。
- 第2回 カリー・ミー
- マレーシア・ペナン島。切り麺系列+押しだし麺系列。
- 第3回 サーホーファン
- マレーシア・ペナン島。河粉系列+押しだし麺系列。
- 第4回 クィティウ
- カンボジア・プノンペン。河粉系列。
- 第5回 ブンチャー
- ベトナム・ホーチミン。押しだし麺系列。
- 第6回 カオソーイ
- タイ・チェンマイ。切り麺系列。
- 第7回 クイチャップ・ユアン
- タイ・バンコク。押しだし麺系列。
- 第8回 フォー
- ベトナム・ホーチミン。河粉系列。
- 第9回 バミー・ナーム
- タイ・バンコク。切り麺系列。
- 第10回 ミーバッソ
- インドネシア・ジャカルタ。切り麺系列。
- 第11回 カオラウ
- ベトナム・ホイアン。切り麺系列。
- 第12回 イーフーミー
- インドネシア・ジャカルタ。切り麺系列。
- 第13回 清湯牛腩河粉
- 香港・天后。河粉系列。
- 第14回 カオピアックセン
- ラオス・ビエンチャン。押しだし麺系列。
- 第15回 パッタイ
- タイ・バンコク。切り麺系列。
- 第16回 ノムバンチョック
- カンボジア・プノンペン。押しだし麺系列。
- 第17回 ギアムイー
- タイ・バンコク。手延べラーメン系列、押しだし麺系列。
- 第18回 イェンタフォー
- タイ・バンコク。切り麺系列、河粉系列。
製麺法による分類
当サイト内では、『麺の文化史』(石毛直道著)の分類に従って、アジアの麺料理を製法の違いによって下記の5つに分けています。
- 1. 手延べラーメン系列
- 道具を使わずに練った粉を手で線状に伸ばしていく最も原始的な製法。中国、日本、モンゴル、中央アジアなどで見られる。
- 2. そうめん系列
- 2本の棒の間に麺を巻きつけ上下に引っ張ることで伸ばしていく方法。ごく一部を除き、日本と中国のみで発展。
- 3. 切り麺系列
- 薄く延ばした麺生地を刃物で切って線状に加工する方法。アジア各地に幅広く分布している。原料により、リョクトウ粉系、そば粉系、米粉系、小麦粉系に細分化可能。
- 4. 押しだし麺系列
- ゆるく練った粉を穴の開いた容器に入れ、押し出すことで線状に加工する方法。沸騰した湯の中に押し出すのが一般的。
- 5. 河粉系列
- ホーフェン系列。米を水に漬けておいたのち石臼などで湿式製粉し、それを容器に流し込み蒸すと半透明の膜ができる。これを刃物で線状に切るという手の込んだ製法。