先日、中部国際空港からバンコクまで中国東方航空の乗り継ぎ便を利用しました。現在の上海浦東国際空港での乗り継ぎの流れ・手順を紹介したいと思います(2024年1月末時点での情報)。
セントレアのチェックインカウンターはC列。中国東方航空は受託手荷物がある場合は最終目的地までのスルーバゲージも可能ですが、私は今回スーツケースは預けずに機内持ち込みにしました。
この時は通常のカウンターには長い列ができていたものの、私はオンラインチェック済みだったので一番奥にある専用カウンターで手続き。こちらの待ち時間は数分でした。事前にオンラインチェックインをしておくことをおすすめします。
今回利用するMU530便はJALとのコードシェア便ということでカウンターはJALのスタッフが担当。
荷物は全て機内持ち込みしたいと告げるとスーツケースの重さをチェックされました。中国東方航空の規定ではメインバッグの重量制限は一応8kgまで(エコノミークラスの場合)。スーツケースに加えてラップトップなどを入れてある小型のバックパックも持っていたのですがこちらはノーチェックでした。
復路の航空券についても確認があり、その後、中部~上海間及び上海~バンコク間の2枚の搭乗券を発券して貰いました。すぐに出国審査場へ向かい、搭乗開始まではスタバでのんびり。
MU530便は定刻からやや遅れて出発。搭乗率は4~5割程度。座席は3列シートの通路側。幸いにも窓側席・中央席は空席で3列独占できました。
機内食を食べたりコーヒーを飲んだりしているとあっという間に降下開始のアナウンス。
現地時刻の午後4時過ぎに上海浦東国際空港に到着。セントレアからの所要時間は約3時間。日本と中国には1時間の時差があります。
中国東方航空は浦東ではターミナル1を発着していますが、今回は初めてサテライトコンコース(S1)に到着。午後4時15分、機外へ。
サテライトは2019年にオープンしたばかりとあってさすがに綺麗です。Tranfer(トランスファー)の文字に従って進みます。
乗り継ぎとは直接関係ないですが、今回SIMカードはahamo(アハモ)を使っていたのですがこれがすごく便利でした。
空港到着後すぐに電波を掴みインターネットが利用可能に。噂通りSNSなども日本国内と同様に使えて、ちょっと感動すらしました。
ネットワーク選択は「自動」にしてあったのですが、この時のキャリアは中国移動通信でした。
標識に従い階下へ。
途中、外国人向けの指紋登録端末が置いてありましたが今回は入国しないので関係なし。そのまま通過します。
Health Quarantineと書かれた検疫ポイントではサーモグラフィーによる検温。
そこを通過するとコンコース内での乗り継ぎとメインターミナルへと向かう分岐点。
どちらに進めばいいのかわからなかったので、スタッフに搭乗券を見せ尋ねると今回私が乗り継ぐ便はメインターミナルとのこと。
メインターミナルへと移動するためエスカレーターで地下へ。
エスカレーターを降りるとAPM(全自動無人運転車両システム)乗り場。数分おきに運行されているようで、すぐに車両が入ってきます。
メインターミナルまでの所要時間は2~3分とあっという間。
メインターミナル到着後はエスカレーターで再び地上へ。Transferの表示に従い進むと、国内線と国際線(香港&マカオを含む)の分岐。
国際線のレーンに並び進んで行くと自動化ゲートがありパスポートチェックと写真撮影。自動化ゲート隣にスタッフがいて手続きは彼女が全てやってくれました。
エスカレーターで上のフロアに上がると保安検査場。X線検査とボディチェック。PCやモバイルバッテリーはバッグから出すように言われましたが、ベルトや靴は身につけたままでOKでした。
保安検査が無事済むと、ようやく出発ロビーの搭乗ゲートが並ぶエリアになります。
時計を見ると時刻は午後4時43分。飛行機を降りてからここまでの所要時間は約30分でした。この後はそれぞれの搭乗口から最終目的地へのフライトを利用することになります。
なお、ボーディングパスに搭乗ゲート番号が書かれている場合でもゲート変更は頻繁にあるため、必ず館内の出発案内で再確認することをお勧めします。