マレーシア政府、外国人旅行者に対し宿泊税を導入 9月1日より

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マレーシア政府は外国人旅行者に対して、新たに宿泊税(Tourism Tax)を導入します。

クアラルンプールの街並み

開始時期は2017年9月1日。料金は1泊1部屋あたり10マレーシア・リンギット(約260円)です。

Nazri: Tourism tax to come into effect Sept 1 | The Star Online

Tourism tax to be enforced from Sept 1 | Free Malaysia Today

5つ星ホテルからゲストハウスまで一律に同額が課税されるということで、高級ホテルに泊まる場合は大した額ではないとも言えますが、もともと宿泊費の安いゲストハウス、ホステル、格安ホテルなどを利用する場合は結構な負担になりますね。但し、部屋数が4部屋以下の宿泊施設やホームステイ・カンポンステイなどは対象外とのこと。

既にペナン州やランカウイ島などでは地元自治体が独自で宿泊税を導入していますが、今回の宿泊税はマレーシア政府が徴収するもので同国内の全ての地域が対象(マレーシア人は非課税)。

そのため、9月以降はペナンやランカウイでは外国人旅行者には2種類の宿泊税が課せられることになります。(2017年8月11日追記: 州独自の宿泊税は廃止される可能性もあるようです。決まり次第、こちらでお知らせする予定です)