ベトナム中部の世界遺産の街、ホイアンを約6年ぶりに再訪しました。
ホイアン旧市街の街並み。
旧市街を東西に貫くチャンフー通り。
主要観光スポットへの入場には共通の観光チケットが必要になっていました。
ホイアンの観光チケット。5枚綴りで12万ドン。有効期限は24時間。
チケットは街中にある上記のような入場券販売ブースで購入可能。
このチケットが使用できるのは、クアンタンの家、タンキーの家など全21ヶ所。ホイアン市による公式サイト内には日本語ページもあって、そこに全リストが掲載されています。
各施設の入口にはこんな感じでチケットもぎりの人がいます。ただし、時間帯によっては無人の時もあってタダで入れるケースも。この辺は結構ゆるい感じでした。
グエンフエ通りで「明郷石界」と彫られた石碑を発見。17世紀後半の阮朝時代の華人居住区境界線を表すもののようで、ここがその東端とのこと。
ホイアンを代表する観光スポットの来遠橋(通称:日本橋)。こちらは華人居住区の西側境界。
ホイアン旧市街には彼らが造った同郷会館も目に付きます。日本で言うところの県人会みたいなものです。
東南アジアでは一大勢力を誇る潮州人が建立した潮州会館。
瓊府会館(海南人)。
福建会館(福建人)。
この土地は元々は航海安全の神様、媽祖(天后聖母)を祀る媽祖廟として創建され、その後福建会館を兼ねるようになったとのこと。当時は目の前が河岸だったようです。
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廣肇会館(広東人)。こちらは関羽が祀られ関帝廟ともなっている。
かつては東西交易の中心地として外国船が行き交ったというトゥボン川も今はひっそりとした風情。
トゥボン川にかかるアンホイ橋。
市内には革製品を売る店も多い。
たまたま革靴を履いていたのですが、ここの店主曰く「3時間あればその靴のコピーを作れるよ。安くしておくからどう?」。
雑貨屋兼旅行会社。
路地。
目的もなくただぶらぶらと。
小休止。
あいにくの天気で少し肌寒いくらいでしたが、何となく曇り空のほうがしっくり来る街並みです。
再び大通りへ。
ちょうど観光シーズンを外れていたこともあって、ひっそりと静かな雰囲気で散策できました。
中華会館内に住み着いていた猫。