訪日外国人、韓国半減も東南アジアからは好調を維持

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日本政府観光局(JNTO)が2019年8月の訪日外国人旅行者数を公表しています。

成田空港
成田空港

それによると、韓国人客が前年同月比48%減となったこことが響き、総数は前年同月比2.2%減の約252万人。

ただ、東南アジアからの旅行者は順調に増加していて、データが公表されている東南アジア6か国(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)のうち、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナムの4か国では8月としては過去最高を記録しました。



2019年8月の訪日旅行者数

タイ 49,600人
ベトナム 43,700人
フィリピン 31,500人
マレーシア 19,800人
シンガポール 19,700人
インドネシア 16,200人
(出典: 日本政府観光局

特に、ベトナム、フィリピン、シンガポールの3か国はいずれも前年同月比20%以上という大幅な伸びとなっていて日本への旅行需要の高さが伺えます。

東南アジア以外でもスペインは単月として過去最高を記録したほか、中国、台湾、インド、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアの11か国も8月としては過去最高の数字となり、韓国以外はおおむね好調だったということが言えると思います。

国別の伸率など詳細は以下よりどうぞ。

訪日外客数2019年8月推計値を発表 前年同月比2.2%減の252万人 | 日本政府観光局(JNTO) (PDF)