タイバーツが米ドルに対し上昇を続けています。6月末から9月20日までの3か月弱で10%以上の急騰。
今年6月末時点では1ドル37バーツ程度だったものが、現在は1ドル33バーツを割り込む展開に。
これは、アジア通貨危機後の1998年第一四半期以来の上昇率とのこと。
今回のバーツ高ドル安の流れはアメリカの利下げがしばらく続くのではないかという市場予測に端を発したものですが、タイの旅行・ホテル業界、商工会議所などは過度なバーツ高が主要産業である観光業に悪影響を及ぼす可能性があるとして急激な変動に警戒感を示しています。
Baht’s Biggest Rally Since 1998 Risks Thai Tourism, Exports – Bloomberg
円ドル相場はようやく円高基調になりつつありますが、8月以降に限定すると円以上にバーツが対ドルで上昇しているため、日本円からバーツへの両替レートは再び下落傾向。
現在、タイの両替所で1万円を替えると2,200バーツ台という低いレートになっています。
現地時間 9/21 11:43
1万円=2,290バーツ🙏
(1バーツ=4.367円)
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