現存するパタヤ最古のホテルであるノーティカルイン(Nautical Inn)に泊まったので紹介します。

一般にパタヤで最も歴史があるホテルと言うとニッパロッジ(Nippa Lodge)の名前が挙がります。現在もバサヤビーチホテル&リゾート(Basaya Beach Hotel & Resort)という名称で営業を続けているホテルで、1965年開業。
一方、今回私が宿泊したノーティカルインは1960年(1961年という説も)開業。ニッパロッジよりさらに5年ほど古いということになります。
参考文献: パッタヤー歓楽街の形成 – 冷戦期タイの都市空間と性的多様性をめぐる予備的研究
上記論文にもあるようにビーチリゾート、歓楽街、保養地としてのパタヤの歴史はそれほど古いものではなく、ベトナム戦争時に米軍兵士たちがR&Rと呼ばれる休暇で訪れるようになったことがきっかけ。それ以前は小さな港町に過ぎませんでした。
1960年と言うとまさにアメリカがベトナム戦争に本格的に介入し始めた時期。ノーティカルインも元々は米兵向けの宿泊施設だったとのことで、それ以降、半世紀以上にわたってパタヤの移り変わりを見続けてきたホテルと言えます。
立地はセントラルパタヤのビーチロード沿いでソイ11のすぐ南側。

レセプション、朝食会場、客室などが入る本館は5階建ての建物で1980年代に建てられたもの。

この建物の裏側(東側)がプールで、プールを取り囲むように2階建ての客室棟が3棟配置されています。これが旧館で開業時からある建物。

このタイプの部屋に宿泊したい場合はPool View(プールビュー)という名称の部屋を選択するようにして下さい。

室内は至って簡素。もちろん何度かリノベーションはされているのでしょうが、インテリアなどは古臭さが否めません。







立地の良さとプールエリアの雰囲気がこのホテルの最大の魅力です。

プールは泳ぐのにも十分な大きさ。ビーチロードから奥に入った場所にあるため、パタヤ中心部にあるとは思えないほど静かです。


レセプションエリアは時代を感じます。



スタッフに尋ねたところ、宿泊者の大半はリタイアした西洋人男性。日本人旅行者はめったに見かけないとのことでした。

朝食は本館1階で。



料金的には特に安いわけではなく、時期によって1泊1,500~2,000バーツ程度。正直この料金であればパタヤにはもっと快適な宿はいくつもあると思います。
泊まる人を選ぶホテル、それがノーティカルイン。空室検索・予約は以下よりどうぞ。
