カンボジアのビール事情

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カンボジアでは数多くのビールブランドが流通していたので、プノンペンで良く見かけたビールの種類と値段などを調査。

プノンペンのペンシルスーパーマーケット
プノンペン市内のスーパーには東南アジア各国のビールが勢揃い。

今回購入したのは、セントラルマーケットからも近い、ソリアショッピングセンター1階のラッキーマーケット。外国人も良く利用するスーパーということで、値段はローカルで買うのに比べるとやや高めかもしれません。

プノンペンで手に入る代表的なビール

上記8つのうち、4つがカンボジアのビール、残り4つが外国ブランドのビールになります。どれがカンボジアのビールかわかりますか?(但し、2つを除いてはカンボジア国内で製造)

それでは、左から順に紹介していきます。表記している料金は、購入時点(2013年5月)のものになります。

キングダムゴールド (KINGDOM GOLD)

プノンペンのキングダム・ブルワリー製造。インパクトのある「7つのナーガ」のラベルが目印。アルコール度数5.0%。値段は0.5ドルと今回の8本の中では最安値。
キングダムゴールド

バイヨン (BAYON)

シアヌークビルにあるカンボジア最大手のビールメーカー、カンブリュー・ブルワリー製造。青地のラベルに、アンコール遺跡のバイヨンをモチーフにしたロゴが特徴。アルコール度数4.5%のピルスナービール。値段は0.55ドル。
バイヨンビール

アンカー (ANCHOR)

タイガービールで知られる、シンガポールのアジアパシフィックブルワリー(APB)のビールブランド。1933年製造開始という老舗。ラインセンスを受け、地元のカンボジアブルワリーが製造。アルコール度数5.0%のピルスナー。値段は0.55ドル。
アンカービール

アンコール (Angkor)

カンボジアで最も知名度の高いビール。ロゴマークはもちろんアンコールワット。バイヨンビールと同じく最大手のカンブリュー・ブルワリー製造。高級感のあるゴールド缶が目印。アルコール度数5.0%。値段は0.6ドル。
アンコールビール

カンボジア (CAMBODIA)

プノンペンのクメールブルワリー製造。新興ブランドながら、メディアやSNSを積極的に活用し、シェアを伸ばしている。アルコール度数5.0%。値段は0.65ドルと地元ビールの中では高額。
カンボジアビール

レオ (LEO)

タイの新興ラガービールブランド。ビアシンと同じ、シンコーポレーション製造。アルコール度数5.0%。タイからの輸入物だが値段は0.55ドルと安め。
レオ

シンハ (SINGHA)

言わずと知れたタイを代表するビール。カンボジアだけでなく、東南アジア各国で幅広く流通。こちらも1933年創業の老舗。アルコール度数5.0%。値段は0.65ドルと地場系とそれほど変わらず。
シン

ABCエクストラスタウト (ABC Extra Stout)

アンカーと同様に、シンガポールのアジアパシフィックブルワリー(APB)のビールブランド。製造はプノンペンのカンボジアブルワリー。アルコール度数8%のスタウト。地元製造ながら値段は1.4ドルと西欧ブランド並み。
ABCビール

その他のビール

地場系では、この他にも、プノンペン、キングダムピルスナー、キングダムダークラガー、ゴールドクラウンといったブランドを見かけました。

外国ブランドのビールは上記以外だと、シンガポールのタイガー(1ドル)、フィリピンのサンミゲル(0.95ドル)、ラオスのビアラオ(0.6ドル)などの東南アジア系に加え、バドワイザー(1.1ドル)、ハイネケン(1.3ドル)、ギネス(1.5ドル)、コロナ(1.7ドル)といった西欧ブランドも置いてあります。

プノンペン市内のビールの看板
市内では至るところでビールの看板を見かける。

プノンペン市内だと、ラッキーマーケットとペンシルスーパーマーケットの品揃えが特に豊富でしたね。

カンボジアはとにかくビールが安くて、お店でもハッピーアワーの時間帯を狙っていけば1杯1ドル程度で飲むことができます。ビール好きはぜひカンボジアへどうぞ(笑)。

カンボジアビールのコマーシャル