高額なタクシー料金で旅行者から不満の高いタイのプーケット国際空港ですが、この度ようやく空港から主要ビーチへのエアポートバスが運行されることになりました。

名称はプーケット・エアポート・バス・エクスプレス(Phuket Airport Bus Express)で、運行開始は7月19日を予定。

公式サイトによると、空港から島中央部のタラン地区を通り、パトンビーチ、カタビーチ、カロンビーチへと向かうルートとなっています。運行本数は将来的には1日10本程度まで増やす計画のようですが、時刻表を見ると当初は1日4~5便と少なめです。

既に、空港とプーケットタウンとを結ぶエアポートバスは運行されているものの、パトンなど島内西海岸のビーチが路線バスで結ばれるのはこれが初となります。

ルートマップ

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エアポートバス停留所
1. プーケット空港 (ターミナル2への連絡橋の下)
2. ムアンマイ (高速警察チェックポイント前)
3. タラン (タラン警察署前)
4. タールア (ヒロインズ像前)
5. ボートラグーン
6. ロータス (テスコロータス・プーケット店前)
7. カトゥ交差点
8. パトン (ジャンクセイロン裏手)
9. カロン
10. カタ

注)公式サイトの地図上ではタランのテスコロータスにも停車することになっていますが、時刻表や料金表示欄には無いため省略しました。

主要区間の運賃及び所要時間

区間 運賃 所要時間
空港~パトン 120バーツ 1時間30分
空港~カタ 150バーツ 1時間45分
空港~カロン 150バーツ 1時間55分

上記を見てもわかるように、タクシーやトゥクトゥクでの移動に比べかなり時間がかかるのであまり実用的ではないかもしれませんが、それでもミニバスに続いて格安な移動手段が一つ増えるのは嬉しいですね。使用するバス車両はかつてスワンナプーム空港で使われていたもののようです。

プーケットのエアポートバス計画は何年も前から持ち上がっていたのですが、その度にタクシー業者や関連団体からの嫌がらせともいえる強い反対で潰されてきた経緯があります。

今回も、地元紙のプーケットガゼットなどによると、カタやカロンにバスが来た場合は道路を封鎖するなどと言う過激な発言も既得権益側から飛び出しているようで、空港~パトン間しか運行できないのでは、と見る向きもあるようです。

タクシーに限らず、ロシア人や中国人などの新興ツーリストが大挙して押し寄せるようになって以降のプーケットの物価上昇は目を見張るレベルで、個人的には古い街並みの残るプーケットタウン以外へはなかなか足が向かなくなってしまいました。