Agoda(アゴダ)でのホテル予約方法

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お問い合わせの多い、オンラインホテル予約サイト、Agoda(アゴダ)での予約の方法や特徴などを解説します。

Agodaはアメリカ大手のPriceline(プライスライン)傘下の会社で、シンガポールやタイなどに拠点を置いているため、特に東南アジアのホテルに強いのが特徴です。

取り扱っているホテル件数及び宿泊者による口コミ・感想(レビュー)の数が多く、料金も「ベスト価格保証」を謳っています。さらに、ポイント制度やお得なクーポンなどもあるので個人的にもよく利用しています。

現在Agodaでは30以上の言語に対応していますが、各言語向けにローカライズされているわけではないため、日本語を選んだ場合でも予約方法やサービス内容、キャンセル条件など多少わかりにくい点があります。

以下に、注意事項や予約のコツなどを挙げたので参考にしてみて下さい。

予約前の準備・知っておくべきこと

1. 税・サービス料は別

Agodaの予約画面で最初に表示される宿泊料金には、税金・サービス料金が含まれていません。予約手続きを進めていくと、これらが加えられた最終的な料金が表示されます。

税・サービス料は国・地域により異なりますが、例としてタイの場合、税金(VAT)7%+サービス料10%の合計17%が加算されることになります。

2. 宿泊料金は絶えず変動

大手OTA(online travel agency)ではどこでもそうですが、予約するタイミング、宿泊日、ホテル空室状況などによって宿泊料金は常に変動しています。一日違うだけで値段が大きく異なっていることも普通です。こまめにチェックすることをおすすめします。

3.当日予約も可能

宿泊日当日に予約することもできるので、急な出張や旅行日程変更にも対応可能です。

3. クーポン・特別セール

Agodaアカウントを作っておくと、以下のようなお得なクーポンや特別セールのお知らせが送られてきます。

バンコクの全ホテルが10%オフとなるクーポン(コードは削除してあります)。

また、宿泊ごとにAgodaポイントを獲得することができ、次回以降の宿泊時にポイントを使用することができます。まずはアカウントを取得しておきましょう。

予約時の注意点

1. 部屋タイプ

予約時の最初の画面では一部の部屋しか表示されていないため、「その他のお部屋タイプを見る」をクリックして予約可能な部屋タイプを全て表示させ、比較してみましょう。

グランド センター ポイント ホテル ターミナル 21の予約画面例。

2. 朝食の有無

朝食が付くプランには部屋タイプの後に必ず「朝食付き」との表示があります(以下の赤枠で囲った部分)。記載がない場合、朝食は含まれていないということです。

上が朝食無しプラン、下が朝食付きプラン。同じスーペリアルームでも料金が異なっています。

3. その他条件

ホテルによっては、ベッドタイプ(ツイン、ダブルなど)、送迎の有無(主に空港周辺のホテル)などによって料金を細かく設定している場合もあります。

例として、以下では同じデラックスルームなのに料金が3種類に分かれています。

これは送迎の有無の違いで、上から送迎無しプラン、片道送迎プラン、往復送迎プランとなっています。赤枠で囲んだ部分に書いてありますが、英語のみの表示なので気付きにくいかも知れません。

4. スペシャルリクエスト

予約の際に、高層階、禁煙室などをリクエストすることができます。但し、これはあくまでも「希望」であって確約されるものではありません。

送迎を希望する場合には「空港送迎」欄にチェックを入れ、「追加メモ」欄に利用航空便名と予定到着時刻を記入しておきましょう。

キャンセル・予約変更について

キャンセル時の取り扱いは各ホテルごとに異なっています。また、予約タイプごとにキャンセルポリシーを設定しているホテルもあります。

予約画面で、「キャンセルするときは?」にカーソルを持っていくと以下のように詳細が表示されます。予約前に必ず確認しておきましょう。

この予約タイプの場合、チェックイン日から数えて4日前までのキャンセルについては手数料(15USドル)を除いた分が返金(リファンド)されます。2~3日前のキャンセルの場合は1泊分のキャンセル料金が必要で、前日・当日のキャンセルについては全額分のキャンセル料金がかかります。

キャンセルや宿泊日の変更などの予約変更は、「マイ予約」で行なうことができます。

Agodaアカウントにログイン後、「マイ予約」画面で該当ホテルの「予約を管理」をクリックしてキャンセル・変更を行なって下さい。

宿泊時

チェックインの際にはバウチャーの提示を求められます。事前にプリントしておくか、iPadなどの端末ですぐに表示できるようにしておきましょう。

また、バウチャーにはホテルの電話番号が記載されています。ホテルが見つからない場合や緊急時にはホテルへ直接連絡を取りましょう。

宿泊後

宿泊後、宿泊金額の4~7%相当のポイントが貯まります。基本1ドル500ポイントとなっているので、100ドルのホテルに1泊した場合、最低2,000ポイントを獲得できます。これはチェックアウト日から30日後に自身のリワードポイント口座に加算されます。

また、感想(ホテルレビュー)を書くことでもポイントを得ることが可能です。こちらは1回に付き500ポイント、金額にすると1ドル分ですが馬鹿にはできません。

合計で12,500ポイント以上貯まると、次回以降の予約時に利用することが可能です。

2倍ポイントや3倍ポイントのキャンペーンもたまに行われているほか、利用頻度によってポイントの還元率が高くなるエリートメンバー制度も用意されています。

リワードポイントの詳細については以下よりどうぞ。

問い合わせ先

日本語のFAQが用意されているので、まずは関連する回答が記載されていないか確認してみましょう。

それでも不明な点がある場合、カスタマーサポートにメール(フォーム)や電話で問い合わせることもできます。