インドネシアのローソンはイートインスペースが充実

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ジャカルタのコタ地区にあるメルキュール・ジャカルタ・コタに泊まった際、すぐ近くにあったローソンに行ってきました。

ジャカルタ市内のローソン 外観

日本の各コンビニチェーンはインドネシア市場を重視しているようで、既にインドネシア国内にはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの大手4社が進出しています。

全店舗数で見るとタイ、マレーシア、フィリピンなどに比べてまだ少ないのですが、現在この4社が揃うのは東南アジアでは唯一インドネシアだけです(関連リンク:日系コンビニチェーンのアジアでの出店状況)。

それでは、今回訪れたマンガベサール通りにある店舗の様子を紹介します。

インドネシア・ジャカルタのローソン店内の様子
整然と商品が並び、品数も豊富で日本のコンビニと遜色のない店内。

イートインコーナーが充実しているのがインドネシアのコンビニの一番の特徴で、日本のミニストップなどに比べてもかなり広いスペースが取られています。

イートインコーナー

カウンター席をはじめ、テーブル席や屋外で喫煙可能なテラス席なども用意されていて、まさにカフェかファストフード店といった雰囲気。

2階席がある場合も多く、この店舗でも2階にも20席程度のイートインスペースが設けられていました。

テラス席
店内は禁煙なので、喫煙者用に外にテラス席も用意されていてこちらも人気。

フリーWi-Fiが提供され電源も完備しているので、友達や家族で来て、店内で購入したものを食べたり飲んだりしながらのんびりするというのがインドネシアスタイルのコンビニでの過ごし方のようでした。

レジ周りには日本でも定番の商品がちらほらと。

おにぎり
おにぎり。

具はツナマヨや鮭など日本でもポピュラーなものが多く、値段は1個8,000~9,000ルピア(70~80円)。

おでん

おでんや焼き鳥もあります。おでんは1串3,500ルピア~(30円~)。

緑茶など

東南アジアの他国と同様に、緑茶のペットボトルも年々浸透してきているとのことで、アサヒ、ポッカ、サントリーといった日系メーカーのブランドに加え、ふたみ(FUTAMI)という地元メーカーの緑茶も置いてありました。

但し、ほとんどが砂糖入りです。値段は5,000~8,000ルピア(40~70円)。

アルコール類
アルコール類は全体に高め。ギネス缶24,900ルピア(210円)、スミノフアイス25,300ルピア(220円)など。

ソフトドリンク類
ソフトドリンク類。コーラ6,500ルピア(55円)、缶コーヒー7,500ルピア(65円)。

ドリンク類
セルフサービスのドリンク類。コーヒーはネスカフェのコーヒーマシンも完備。

ATM

店内にはATMも設置されています。もちろんCirrus (シーラス)、PLUS(プラス)に対応しているので日本のクレジットカードや一部キャッシュカードも使用可能。

JKT48のポスター
AKB48のジャカルタ版ともいえるJKT48のポスター。

インドネシアのローソンはJKT48と商品開発などでコラボレーションしているとのこと。

インドネシアのポカリスウェット
JKT48はインドネシアで大人気のポカリスウェットのCMにも起用されている。

最後に。

このあたりはコンビニ激戦区のようで、何と3軒並んでいる場所も発見。

ジャカルタのコンビニエンスストア
左からインドマレット、アルファマート、セブンイレブン。

インドマレット(Indomaret)アルファマート(Alfamart)の2つは地元資本のコンビニチェーンです。