ホーチミンのタンソンニャット空港でタクシーより割安なGrabCarを利用してみました

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ホーチミンのタンソンニャット国際空港でGrabCarの利用ができるようになったというニュースを聞き、早速使ってみました。

タンソンニャット空港の国際線到着フロアに設置されたGrabのブース
国際線到着フロアに設置されていたGrabのブース。

到着後、まずはGrabアプリを起動。出発地を空港、目的地を宿泊先ホテルのあるドンコイ近くのマックティブオイ通りに設定。サービスタイプはGrabCarを選択。

この時点で運賃が表示されます。今回はVND91K(91,000ベトナムドン)。

GrabCarで使われる車は一般的な乗用車で、タクシーとは違ってメーターが付いているわけではありません。そのため、運賃体系は1km当たり11,700ドンと非常に簡潔・明瞭。乗車前に運賃が決定してしまうのも安心な点ですね。

ホーチミンの場合、一般的なタクシー運賃は1km当たり1万3千~1万6千ドン程度ですので(関連記事)、それよりも安く移動することができます。

支払方法は今のところキャッシュ(現金)のみに対応。

GrabCarのプロモーション
現在、サービス開始を記念したプロモーションが行なわれている。

出発地あるいは目的地がタンソンニャット空港の場合、Promo code欄に”GRABAIRPORT”と入力すると3万ドンが割引されます(このプロモは2016年6月末または予定数に達した時点で終了)。

プロモーションコードを入力し、CONFIRMをクリック。

ドライバー検索画面に。

車・ドライバーが決定!

運転手の顔写真、プレート番号が表示されます。(ブログで使用する許可をもらったのでそのまま掲載)。

車内の様子
車内の様子。当たり前ですが、ごく普通の一般車。

バンコクだとGrabCarはベンツなどの高級車を使っていて、メータータクシーやGrabTaxiより割高な料金設定になっているのですが、ホーチミンでは逆に小型車が多いとのこと。でもこれで十分ですよね。

約30分で目的地に到着。7万ドンを現金で支払い終了。料金内訳は9万ドン(運賃)-3万ドン(プロモ)+1万ドン(空港乗り入れ料)。タンソンニャット国際空港に車を乗り入れると1万ドンかかりますが、これはタクシーの場合と同様に乗客負担となります。

今回利用したGrabCar

車種は小型車のシボレー・スパーク。英語が堪能な、気のいいドライバーでした。

利用後しばらくするとGrabからメールで領収書が送られてきます。

領収書。

今回はプロモを使ったこともあり空港から1区中心部までわずか7万ドン(約350円)で済みました。

GrabTaxiと同様に、車のナンバー、ドライバー情報、走行履歴などはGrab側も把握・管理しているため、ぼったくりもまずないと思います。利用してみて感じた唯一の不満点は、空港にGrabCar専用の乗車場所があるわけではないので、混んでいる時間帯だと車を見つけにくいということぐらいでしょうか。

ただ、予約した車の現在地は随時アプリ上に表示されていますし、ナンバーもわかっているので見つからないということはないと思います。心配であればドライバーに電話をしたり、予約時のNotes to Driver欄に自分はどのあたりで待っているのか(例:到着フロアのバーガーキング近く)を一言書いておくこともできます。

深夜など人の少ない時間帯であればすぐに見つかりますし、さらに利用価値は高そうです。もちろん深夜料金なんていうものもないため、どの時間帯に利用しても空港から市内中心部へは10万ドン程度で移動することが可能です。

Grab社の広告看板
ホーチミン市内で見かけたGrab社の広告。

タンソンニャット国際空港では旅行者向けの新たなバス路線も登場(関連記事)していますし、市内とのアクセスがどんどん快適・便利になっていきますね。