チェンマイのロイクロ通りに建つ人気ホテル、ドゥアンタワンホテル宿泊記

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チェンマイ市内中心部に建つ老舗大型ホテル、ドゥアンタワンホテル(Duang Tawan Hotel)に泊まったので紹介します。

ロビー階から地上階を望む

予約

利用したのがシーズンオフだったため、宿泊する数日前に予約したにも関わらず、1泊当たり朝食付き4,800円(税・サ込み)という安値で泊まることができました。

ロケーション

場所はナイトスポットとしても知られるロイクロ通り沿い。すぐ向かいにはル・メリディアンが。ナイトマーケットへも徒歩数分の距離で、チェンマイで最も賑やかなエリアに建つホテルということになります。

規模が大きい(全512室)ということもありますが、宿泊者数順では常にチェンマイでトップクラスのホテルで、以前はセンタラ・ドゥアンタワンとタイ大手ホテルチェーン「センタラ」の冠が付いていました。今はそれも取れ、独自資本に。

ロビー・レセプションは地上階からワンフロア上に位置しています。かつての高級ホテルですが、現在はやや古さがが目立つようになってきている、というのがホテルに入った第一印象。

レセプション
ロビー・レセプション。

客室

今回予約したのは一番安いスーペリアルーム。アサインされたのは10階の部屋でした。

客室内の様子

ベッドはダブルサイズ。スーペリアでも室内は約36平米あるということでかなり広いです。

テレビ、冷蔵庫など
液晶テレビ、冷蔵庫など。

無料の水、コーヒー、紅茶など
無料の水、コーヒー、紅茶など。

クローゼット、セーフティーボックス

セイフティーボックスはクローゼット内に設置してありました。

ワークデスク

老舗ホテルだけあって、インテリアなどは一昔前のものですが、全体にゆったりとした造りで好印象。清潔ですし特に問題はありません。

客室からの眺め
10階の客室からの眺め。下に見えるのは大型のイベントスペース。

意外といっては失礼ですが、フリーWi-Fiは結構速度が出ていて快適に使うことができました。

フリーWi-Fi接続速度
下りで14Mbps以上。

バスルーム

バスルーム

こちらもやたらと広いです。バスタブとシャワーブースが別れたセパレートタイプ。

バスタブ

タオルや内装などは古さ・経年劣化が目立ちますが、湯温、湯量、排水などは全く問題無し。

シャワー
シャワーブース。

バスアメニティ類
バスアメニティ類。

朝食

エレベーターのフロア表示

朝食会場となるのは2階のタワンレストラン(Tawan Restaurant)。

朝食会場

おそらく一度に200人程度は食事ができるのではないかというくらいだだっ広いです。

朝食会場

おかず、野菜、フルーツ、パンなどどれをとっても種類は文句なく豊富。ただ、味はごく普通。特筆すべき点はありません。

朝食

卵料理などはその場で作って貰えます。ふと気づくと、各テーブルに下記写真のような木の板が置かれていました。

木のボード

何かと思ったら、食事中か食事が終わったかを客が意思表示できるもので、お代わりを取りに行っている間にスタッフが間違って片付けてしまわないための配慮のようでした。

レジャー施設

スパ、プール、フィットネスなどは全て4階に集まっています。

フィットネスセンター

フィットネスセンターは月会費や年会費などをとってビジター利用を募っているくらいなので、そこそこ充実。もちろん宿泊者は無料で利用できます。

屋外プール

屋外プールは幅はないものの、細長く面積的には結構広いです。日当たりも良好。

屋外プール
ぐるりと回ってこっちにも。

デッキチェア

総評

両替所、ATM、コンビニ、マッサージ、みやげ物店、レストラン、カフェなどほぼ必要なものは全て徒歩圏内に揃っています。また、ホテルから空港へは毎時シャトルバンが出ていて、一人当たり140バーツで利用できます。

ロイクロ通りを挟んで向かい側にはレンタルバイク屋もあり、1日150バーツ。

チェンマイのレンタルバイク屋
ランドリーもやっていて、1kg当たり30バーツ。

自分もここでバイクを借りたのですが、パスポートを預けたくなければデポジット2,000バーツでもOKというのは有り難かったです。

チェンマイのレンタルバイク
ヤマハのFino(フィーノ)という可愛らしいバイク。

チェンマイのナイトマーケット周辺には今回泊まったドゥアンタワン以外にも大型で、料金的にもほぼ同額のホテルがいくつか揃っています。

インペリアルメーピンスリウォンチェンマイプラザデュシットプリンセスなどいずれも1泊5千円前後で宿泊が可能。どのホテルも、時代を経てややくたびれた感じなのもよく似ています。

エレベーターホール
時代を感じさせるドゥアンタワンホテルのエレベーターホール。

不満な点は室内にコンセントの数がやや少なく、位置が使いにくかったことでしょうか。

昔は旅行者が何かを充電するといったら電気シェーバーぐらいで、充電が必要なパソコン、カメラ、携帯、タブレットなどを持ち歩くようになったのはここ10数年くらいのものでしょう。そのため、それ以前にできたホテルというのは基本的にコンセントを旅行者に提供するという考えはなかったので仕方ない面もあります。このホテルもそうでしたが、古いホテルでもバスルームにはシェーバー用のコンセントが付いているケースは多いですよね。

館内の様子
館内飲食施設も充実。

今回初めてドゥアンタワンホテルを利用してみて、古さは目立つものの、立地や施設の充実度を考えるとかなりリーズナブルで、コストパフォーマンスは高いと感じました。特に、ロケーションを重視される方・夜遊び派にはおすすめできると思います。

詳細・予約ドゥアンタワンホテル (Duang Tawan Hotel)
住所: 132 Loykroh Road, Muang Chiang Mai 50100, Thailand
電話: +66 53 905 000