アンコールワット、8月4日からはノースリーブや半ズボンなどでの入場が原則禁止に

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カンボジアのアンコール遺跡群を管理するアプサラ機構は、観光客の服装に関する新たな規定を設けることを発表しています。

アンコールワット

公式サイトに掲載された地元メディアのニュース記事によると、8月4日以降ノースリーブやひざ上丈の半ズボン・ミニスカートでは原則入場が認められなくなるようです。

(クメール語に続いて英語による関連ニュースが複数掲載されています)

入場券を買う際に観光客の服装をチェックし、上記の規定に反する服装をしていた場合はアンコール遺跡群への入場券を発行しないとのこと。

ここ数年、アンコール遺跡内で外国人旅行者がヌード撮影をするなど、風紀を乱す行動が続いていることが今回の対策の原因となっているようで、アプサラ機構では昨年末マナー啓発ビデオも作成しています。

こういうドレスコードはタイの王宮やインドネシアのボロブドゥール遺跡などにもありますが、衣装の貸し出しがあることが多いため、それほど困ることはないですよね。アンコールワットでもチェックポイントにそういった場所を設ければいいのにとも思いますが、今のところ貸し出しに関しては特に言及されていないようです。

今年の夏休みにアンコールワットに行かれる方も多いと思いますが、服装に関してはぜひご注意下さい。

2016年7月14日追記:アプサラ機構の公式サイトで公開されているアンコール来訪者行動倫理規範(下部に日本語での解説あり)も参考に。