ラオス・ビエンチャンのパトゥーサイから見た風景 2000年と2016年で

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ビエンチャンを代表するランドマークであるパトゥーサイ(ປະຕູໄຊ)は、上に昇ると市内を一望することができ観光名所としても人気が高いスポットです。

パトゥーサイ
パトゥーは門、サイは勝利を意味する言葉なので「勝利の門」。
パトゥーサイ内部
内部は土産物などを売るスペース。全体にあまり活気はありません。

先日、久しぶりにこのエリアまで来たのでせっかくだからと展望スペースに行ってみました。2000年にビエンチャンを訪れた時に撮った写真と並べて掲載し、どう街並みが変化したのか比較してみようと思います。

南西方向

2000年 南西方向
2000年
パトゥーサイからの景観
2016年

写真の遠景側がビエンチャン中心部になります。建物自体も増えていますが、交通量がかなり多くなっているのがわかりますね。

北西方向

2000年 北西方向
2000年
2016年 北西方向
2016年

正面が首相府。中央の古い建物も残されてはいるものの、右手に新築されたラオス・洋風折衷様式の巨大な建物が目につきます。

北東方向

2000年 北東方向
2000年
2016年 北東方向
2016年

パトゥーサイに隣接して噴水が造られ、さらにその向こうに観光客用の駐車スペースが設けられています。2000年に撮った写真を見ると、道路には車線もなく、だだっ広すぎてどこを走ったらいいのか迷うほどです。

南東方向

2000年 南東方向
2000年
2016年 南東方向
2016年

手前の建物は司法省。2016年の写真で奥に見える新しい建物はビエンチャン市役所。こうしてみると、パトゥーサイ周辺は政府省庁や地方行政機関の建物が点在していて、ラオスを代表する官庁街エリアとも言えますね。

まとめ

ビエンチャンは東南アジアで最も変化の少ない首都だと思っていましたが、さすがに16年の月日は長く、想像していた以上に街並みは変わっていました。

2000年に撮影したパトゥーサイ
2000年に撮影したパトゥーサイ

今回はパトゥーサイからの景観を比較してみましたが、さらに賑やかなナンプ周辺であれば、もっと変化が大きいのではないかと思います。

ビエンチャン メコン川沿いでビアラオを

現在は夜になるとナイトマーケットの露店が立ち並ぶメコン川沿いも、昔は簡素なリバービューのレストランが点在する程度で、そこでビアラオを、というのが定番でした。