インドネシア各空港の空港使用料、2015年1月よりチケット切り込み方式に変更へ

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インドネシア各空港の空港使用料(PSC)が、航空券発券時に航空券代金と合わせて徴収する、いわゆるチケット切り込み方式に変更されるようです。

ジャカルタ スカルノハッタ国際空港

同国の各メディアが伝えているところによると、ガルーダ・インドネシア航空、ライオンエア、インドネシア・エアアジアなど主要航空会社が既にこれに同意したとのことで、2015年1月1日から新ルールを開始する予定。

この空港使用料の徴収方法を巡っては、以前から空港運営会社(アンカサプラ1及びアンカサプラ2)と各航空会社間で揉めていたのですが(関連記事)、ようやくここに来て他国と同様にチケット切り込み方式で統一されることになりそうです。

現在、アンカサプラ1(Angkasa Pura 1)が管理する空港は以下の13空港。

バリ ングラ・ライ国際空港
ロンボク ロンボク国際空港
スラバヤ ジュアンダ国際空港
ジョグジャカルタ アジスチプト国際空港
スマラン アフマド・ヤニ国際空港 
バリクパパン スルタン・アジ・ムハンマド・スレイマン空港
マカッサル(ウジュンパンダン) スルタン・ハサヌディン国際空港
マナド サム・ラトゥランギ国際空港
ソロ(スラカルタ) ディスマルモ国際空港
アンボン パティムラ空港
バンジャルマシン シャムスディン・ノール空港
ビアク フランス・カイシエポ空港
クパン エルタリ空港

一方、アンカサプラ2(Angkasa Pura 2)が管理しているのは以下の13空港となっています。

ジャカルタ スカルノハッタ国際空港
ジャカルタ ハリム・ペルダナクスマ国際空港
メダン クアラナム国際空港
パレンバン スルタン・マフムド・バダルディンⅡ世国際空港.
プカンバル スルタン・シャリフ・カシムII国際空港
パダン ミナンカバウ国際空港
バンドン ラジャ・ハジ・フィサビッリラー
パンカル・ピナン デパティ・アミール空港
ポンティアナック スパディオ空港
タンジュン・ピナン ラジャ・ハジ・フィサビッリラー空港
バンダアチェ スルタン イスカンダル・ムダ国際空港
ジャンビ スルタンタハ空港
シボロンボロン シランギット空港

適用となるのは1月1日発券分からで、それまでに航空券を購入した場合、搭乗日が2015年以降でも空港使用料を現地で払う必要がありますのでお間違いなく。

なお既に、LCCのシティリンク(Citilink)のみはチケット切り込み方式を採用しています。

インドネシア各空港の国際線及び国内線の空港使用料についてはガルーダインドネシア航空公式サイトに一覧が掲載されていますので参考にして下さい。