ベトナム中部の古都フエで、ムーンライトホテルフエ(Moonlight Hotel Hue)というホテルに泊まったので紹介します。
このホテル、以前当サイト内でも紹介したことがあるのですが開業したのは2013年4月ということでまだオープンして2年ほどの新しいホテルです。
予約
今回はスーペリアの一つ上のクラス、デラックスシティビューという部屋を予約。1泊朝食付きで約5,700円(税・サ込)でした。
ロケーション
フエ市街はフォン川によって南北にわかれています。ホテルがあるのは南側のファングーラオ通り沿い。15階建てとバックパッカー向けの安宿が集まるこの通りの中では、最も規模の大きなホテルとなります。
一般に日本のガイドブックではフォン川北側が旧市街、南側が新市街と表記されていると思いますが、実際には北側は政治的な街として、南側は生活の街としてほぼ同時期に開発されたというのが正確なところのようです。
緑が多く気持ちの良いファングーラオ通り。
事実、サイゴンモーリンホテルやラ・レジデンスホテル&スパといった歴史的な建築物がいずれもフォン川南岸にあることからもこのエリアを「新市街」と呼ぶのはちょっと違和感がありますね。
客室
ウェルカムドリンクを飲みつつチェックインの手続きをします。担当してくれたスタッフから、「デラックスリバービューにアップグレードしました」との嬉しい言葉が。
客室の様子。新しいこともあって隅々まで清潔そのもの。
室内に入り荷をほどいていると、ウェルカムフルーツも持ってきてくれました。
液晶テレビ、冷蔵庫、電気ケトルなど。
クローゼット内にはセーフティーボックス、ガウン、スリッパなどを完備。
部屋は6階で、かろうじてフォン川が見える程度。小さいながらバルコニーも付いています。
室内の大きさは34平米あるということで、ゆったりとした造り。
ワークデスクも独立してあり、パソコンでの作業には使いやすかったです。
但し、フリーWi-Fiのインターネット接続速度が遅かったのが唯一の不満点。
バスルーム
バスルームも明るく広々としています。
バスタブはジャグジー機能付き。
バスアメニティ類も一通り揃う。
館内施設
フィットネスルーム。
この他、レジャー施設として半屋外の小さなプールと日光浴をするためのエリアも併設されています。
朝食
朝食は最上階の15階で提供。
メニューは結構豊富、味は普通という感じでした。フォーや卵料理はその場で作って貰えます。
エアコンの効いた屋内席に加え、屋外席も。
特筆すべきはその眺めの良さで、市内の大パノラマを楽しむことができます。また、夕方以降はバーとして利用されていて夜景が楽しめるスポットとしても人気のようでした。
この日はあいにくの雨模様だったものの、景色は最高。手前に見えるホテルはセンチュリーリバーサイドビューホテル。
世界遺産である王宮方面の眺め。
総評
ハード面だけでなく、スタッフたちが親切だったのも印象的で、翌朝ローカルバスでラオバオまで行くと伝えた際には、困ったことがあったらすぐにホテルに電話するよう言ってくれるなど、常にゲストを気にかけてくれている様子が感じられました。
ロビー
ホテルのあるファングーラオ通り周辺にはマッサージ、ミニマート、飲食店などが点在していますし、世界遺産エリアへのアクセスも良く、旅行者にとって便利な場所というのもプラスポイント。
1泊5千円以上というのはフエのホテルとしては決して安くはありませんが、総合的に見て、口コミ評価通りに満足度の非常に高いホテルだったと思います。