先日、シンガポールでVホテル・ラベンダー(V Hotel Lavender)というスタンダードホテルに泊まったので紹介します。
敷地内には15階建ての建物が2棟あり、総客室数888室というシンガポールでもかなりの大型ホテルです。
ロケーション
MRTラベンダー駅の真上というアクセス至便な立地。駅の改札を出てエレベーターやエスカレーターで地上に出ればそのままホテルのため、雨でも濡れる心配はありません。
周辺はそれほど旅行者の多いエリアではないものの、アラブストリートへは徒歩圏内。MRTを使えばブギス駅までは一駅ですし、中心部のシティホールやラッフルズプレイスなどへも乗り換えなしで移動可能です。また、チャンギ空港からのアクセスも良く、タナメラ駅で乗り換えるだけでOK。
詳細: V ホテル ラベンダー (V Hotel Lavender)
住所: 70 Jellicoe Road, Singapore 208767
電話: +65 6345 2233
ホテル地上階の一部がテナントになっていて、そこにフードコート、ファストフード店、ミニマートなどが入っているのも便利です。
今回はスーペリアダブル(シティビュー)という部屋を予約。朝食無しで1泊約1万円(税・サ込み)。
チェックイン
当日はクレジットカードで支払いをしたのですが、署名はレシートにではなく液晶画面への電子サインでした。
東南アジアでも小売店などでは一般的になってきたものの、ホテルで使ったのは初めて。タッチペンってうまく書けないので正直好きではないのですが。
客室
室内は約16平米とコンパクトで日本のビジネスホテルのような造り。シンガポールのこのクラスのホテルとしては平均的な大きさだと思います。窓際にはスーツケースを置くこともできるスペースも。
デスクの上には電気ケトル、ドライヤー、無料のコーヒー、紅茶、水2本などが置いてありました。テレビは日本語放送のNHKワールドプレミアムの視聴も可能。
クローゼット内には使い捨てスリッパ、セイフティーボックスなどが。なんと冷蔵庫もここに入っていました。
Wi-Fiはもちろん無料で使用できます。夜になるとややスピードが遅くなりましたが、まずまずといったところ。
一点、コンセントがデスク周りにしかなかったのは不便でしたね。但し、ユニバーサルタイプだったため日本のA型タイプでも変換プラグ無しで使用できます。
バスルーム
バスタブは無くシャワーのみ。スペース的にもかなり狭いです。水圧は強く熱い湯がたっぷりと出ました。
バスアメニティ類はシャンプー、ボディソープ、石鹸、歯ブラシ、シャワーキャップ、綿棒。何も持っていかなくても最低限困らない程度には揃っています。
タオルはバスタオルしかありませんでした。ハンドタオルやフェイスタオルといった小型のものが置いて無かったのはマイナス点。
館内の様子
前述のようにホテル1階部分に色々な店が入っているので、外に出かけなくても簡単な食事や買い物は済ませることができます。
ホテルエントランス横には両替所も併設されていて、ここは両替レートも悪くなくおすすめ。
プールやフィットネスは4階に。
このフロアにはエンチャンテッド・ガーデン(Enchanted Gargen)というレストランもあり、ここが朝食会場にもなるとのことでした。ただ、朝食無しのプランだったため詳細は不明。
総評
シンガポール中心部からはやや外れているものの、とにかく便利な立地というのが実際に泊まってみての感想です。
1階にはフードコート、パン屋、マクドナルドなどが入っているほか、ホテル向かい側のキッチナー・コンプレックス(Kitchener Complex)にはトーストボックス、バーガーキング、セブンイレブンも入居。朝食を食べる場所にも事欠きません。
さらに、そのワンブロック先にはスーパーのフェアプライス(FairPrice)もあり、短期滞在で必要なものは徒歩圏内でほぼ揃いますね。
また、ホテルのすぐ西側、カランロード沿いに最寄りのバス停がありますが、この停留所は路線が豊富なのが特徴。
バスを乗りこなせれば、オーチャードロード、マリーナベイサンズ、クラークキー、チャイナタウンなどへはいずれもダイレクトにアクセスできます。
泊まり客が多いため、タクシーが次々とやってきてすぐに捕まえられるというのも利点でした。
他に不満点としては、エレベーターはカードキーをかざさないとフロアボタンが押せない仕組みになっているのですが、センサーが弱いためなのか何度か反応しないことがあり難儀したことぐらいでしょうか。
Vホテル・ラベンダーは客室数が多いことに加え、その立地の良さや比較的リーズナブルな料金から2011年のオープン当初から人気は高く、既にAgodaの口コミでも約2万5千件以上(2016年11月現在)の口コミ・レビューが掲載されています。