バンコクのガパオライス専門店、ガパオ・クン・ポー

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日本人にも大人気のタイ料理、ガパオライスの専門店がバンコク・シーロム地区にオープンしたというので行ってきました。

店名はガパオ・クン・ポー(お父さんのガパオ)。

ガパオ・クン・ポー
店はガラス張りで明るい雰囲気

facebookページกะเพราคุณพ่อ

タイであればガパオは至るところで食べられるものの、ガパオって基本的に屋台料理なのでレストランでしかもそれを専門にというところは実はバンコクでもかなり数が限られます。

ガパオ・クン・ポーの場所はシーロム・ソイ20。このソイのことは以前書いた記事でも紹介していますが、雑然とした市場とそれに飲み込まれるように建つモスクが印象的。

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シーロム・ソイ20
シーロム・ソイ20

お店があるのはこの通りのちょうど中ほど。シーロム通りから来た場合は左手になります。

店頭には、「本物のガパオとはどんなものなのかを知って欲しい」というようなことが書いてあり、入店前から期待が高まります。

店頭に張られた店のポリシー
店頭に張られた店のポリシー

席に着き、早速一番人気のメニュー、カーオ・ガパオ・ムー・サップ・カイ・ダーオ(豚ひき肉のガパオライス+目玉焼き)を注文。

メニュー
英語のメニューも用意されている

ガパオの好みは皆さん人それぞれだとは思います。個人的な「理想のガパオライス」とは以下のようなもの。

  • 具材は豚肉とガパオのみ。
  • 使う肉は豚のひき肉。挽き方は細かすぎず粗すぎず。
  • 汁気は少なく。ご飯が浸るようなのはダメ。
  • 油たっぷりで揚げるようにして調理した目玉焼きをプラス。
  • お米も粒がそろった噛み応えのあるものを。

結果から言うと、この店で食べたガパオライスはこれらをほぼ全て満たしていて、これまで食べた中でも間違いなく最高の一つと言えるものでした。

この日訪れたのは午後3時頃という中途半端な時間帯だったこともあり、注文後7~8分ですぐに登場。

ガパオライス

一般的な屋台では、最近は具の「かさ」を増すためにトゥア・ファック・ヤーオと呼ばれるインゲンに似た野菜をやたらと多用したり、あるいはガパオの葉だけでなくやや硬い茎も入っていたりするのですが、ここは使う具材は肉とガパオの葉だけというのが自慢。

ガパオの葉は豚肉と一緒に炒めるだけでなく、食感・風味を楽しめるよう一部は素揚げ状態でも添えられています。また、味が単調になるのを避けるため、箸休めとして湯通しした野菜も小皿で提供。

これで料金は89バーツ(約300円)。屋台で食べるのに比べると倍近い値段ですが、使われている豚肉の量も多くむしろ安いくらい。

肉の量が多い

さらに、豚肉はムー・アナマイと呼ばれるタイ農業省による安全基準の認証を受けたものを、お米は高品質なカーオ・ホム・マリ(ジャスミンライス)を100%使用。その他にも、うま味調味料は一切使わないなど細部にまでこだわりを感じます。

日本人にとっては辛さが5段階から選択可能というのも嬉しい点。

辛さが選択可能

実際に食べてみた感想では、一般的な日本人であればレベル0.5で十分、辛いのが好きな人でレベル1ということろです。

ひき肉の代わりにムー・クロープ(豚バラを揚げたもの)を使ったガパオもすごくおいしそうだったので追加でオーダー。

ガパオ・ムークロープ
ガパオ・ムークロープ

これも肉がジューシー、味付けは程よい濃さ、お米もしっかりとした歯ごたえ、と見た目通りに極上の一品でした。

豚肉が苦手な人には牛肉や鶏肉を使ったものや、それ以外にもホタテ、カキ、エビ、マッシュルーム、野菜のみを使ったガパオライスもあり、変わり種のガパオ・スパゲッティなども合わせるとガパオ関連だけで全部で20種類近いメニューを用意。

ガパオのメニュー

このガパオ・クン・ポーというお店、まだ若い3人が共同で運営しています。

共同経営者の一人、ボンベイさん
共同経営者の一人、ボンベイさん

少し話を伺ったところ「自分でお店を経営するのはこれが初めてなの」ということでしたが、いやいやどうして、このクオリティを維持できれば全く問題ないでしょう。

営業時間は午前11時~午後8時まで(日曜定休)。平日のお昼時はかなり混むということなので、その時間帯を外して来店することをおすすめします。

店内はおしゃれな雰囲気

店内のインテリアも可愛らしく、女性一人でも気兼ねなく食事をすることができますよ。

味覚というのは本当に人それぞれなのでどこが一番だとかということは言いたくないのですが、でもここのガパオライスは掛け値なしで美味しいです。バンコクを訪れた際にはぜひガパオ・クン・ポーに立ち寄ってみて下さい。