先日、ラオスのパクセーでバイクをレンタルして世界遺産のワットプーへ行ってきました。
パクセー市内にバイクを貸し出す店は旅行会社やゲストハウスを中心に点在していますが、この時は全てレンタル中という店が多く、3軒目でようやく借りることができました。
理由の一つには、自分が訪れた1月はラオス観光のハイシーズンで旅行者が非常に多いこと。さらに、ここ数年、西欧人の間ではパクセーでバイクを借り、数日から1週間程度かけてチャンパーサックやボラベン高原などをツーリングするスタイルの旅が流行っているということもあると思います。
特に、通称パクセー・ループ(Pakse Loop)と呼ばれるボラベン高原に点在する滝やコーヒー農園を巡るルートは人気が高く、実際に滞在中は数多くの西欧人ライダーの姿を目にしました。
シーズン中ということもあったかもしれませんが、パクセーでのバイクレンタル料金はタイやカンボジアなど周辺国に比べるとやや高めで1日当たり5~6万キープ(約700~800円)。オートマチックだとさらに高く9万キープ(約1,200円)程度。他国同様にバイクを借りる際にはパスポートを預けることになります。国際運転免許証は持参していましたが、要求されることはありませんでした。
今回自分が借りたのはホンダのズーマーX(ZOOMER-X)という車種。
この時はこれしか選択肢が無く10万キープと高かったものの、状態は良く快適に楽しめました。
パクセー中心部からワットプーまでは約40km。のんびり行っても1時間半程度と日帰り旅行には最適な距離。
今回パクセー周辺をバイクでいろいろ走りましたが、このメコン川西岸をワットプーへ向かう道路は舗装状況も良く、また交通量も少なく最も快適な道路でした。
ワットプーの入場料は1日券で5万キープ(約700円)。
バイクの駐車料金は5千キープ(約70円)でした。
チケット売り場周辺には食堂やカフェが幾つかあります。
エントランスから参道までは歩くと10分以上かかるものの、カート(無料)で移動することも可能。
石灯篭が並ぶ参道。
参道の突き当りには左右に1つずつ大きな宮殿が建っています。
さらに石段を登っていくと、正面に本殿が見えてきます。こちらはやや小ぶり。
本殿は遺跡最上部に位置していて、ここからの眺望は抜群でした。
眼下にはチャンパーサックの街並みやメコン川を一望。
パクセーへの帰路、チャンパーサック街中のナコーン・カフェ(Nakorn Cafe)というレストラン兼ゲストハウスで食事をしました。
ここで食べたアヒル肉のラープがものすごく美味しかったです。メコン川沿いのレストランということで、正直景色メインで立ち寄った店なので味のほうは期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
その後は、メコン川をバイクごと小舟で渡りました。渡し賃は一人3万キープ、バイク3万キープで6万キープ(900円)。
この時の夕陽の美しさは忘れられません。
この旅の様子はYouTubeにもアップしました。やはり動画のほうが臨場感があるのではないかと思います。ぜひこちらもご覧下さい。