【注意喚起】ラオスで邦人被害のひったくりやバスジャックが連続発生

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東南アジアの中では比較的治安の良いことで知られるラオスですが、ここ数週間以内に日本人が巻き込まれる凶悪事件が連続発生しているとのことで外務省が注意喚起を発令しています。

注意喚起】ラオスで邦人被害の凶悪事件が連続発生
外務省海外安全ホームページより

外務省 海外安全ホームページ |【注意喚起】邦人被害の凶悪事件が連続発生しています

今回事例として紹介されているのはビエンチャン市内の路上でのひったくり及び夜行バスにおけるバスジャック。

1、バイクに乗ったひったくりに大怪我をさせられた事件
ビエンチャンプラザ前や文化会館近くなど市内中心部でバイクによるひったくりが相次いでいるとのこと。ひったくられる際に被害者が転倒したりバイクで引きずられて大怪我につながるケースも。

2、武装した賊によるバスジャックに遭った事件
ハノイ発ルアンパバーン行きの夜行バスが拳銃を持った5~6人の賊に止められ、乗客らの米ドルを奪ってバイクで逃走。このバスに日本人も乗車。

ラオスやベトナムではスリーピングバスと呼ばれるタイプのバスが運行されていることもあって夜間に移動される旅行者も多いですが、国境越えの夜間バスを狙うバスジャックはラオス周辺国においても頻発しているとのことで、外務省ではこれらバスの夜間の利用は控えるよう促しています。

○ひったくりや強盗に遭った場合には抵抗しないでください。
○夜間に徒歩や自転車で移動せざるを得ない場合には、周囲に細心の注意を払いましょう。
○国境を越えるバスは、バスジャックの危険があるため夜間の利用は控えましょう。

在ラオス日本大使館が作成した詳細な「ラオス安全対策マニュアル」が以下URLで閲覧可能です。主としてラオス在住者向けの内容ですが、ラオスへの旅行を予定している方も是非一読しておくことをおすすめします。

https://www.la.emb-japan.go.jp/files/000443954.pdf